弁護士の転職を成功させる5つのポイント&おすすめの転職エージェント3選

「未経験から弁護士へ転職したい!」と思う一方で、

  • 本当に社会人から弁護士になれるのか?
  • 弁護士の年収を知りたい
  • 弁護士としてどんな転職先があるのか?

と悩んでいませんか?

この記事では弁護士の転職について調べ尽くした私が「社会人から弁護士へ転職する人の割合」から「おすすめの転職エージェント」まで紹介します。

takeda
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この記事を読めば、弁護士への転職方法が分かり、今自分がすべきことが明確になりますよ!

社会人から弁護士へ転職する人は多い!予備試験受験者の4割が社会人!

社会人から弁護士に転職する人は多いんです。事実、法務省の調査によると、予備試験の受験者11,780人中4,667人と、約4割が社会人でした。

予備試験とは「法科大学院修了程度の知識・能力があるか判断する試験」のこと。合格すると、司法試験の受験資格を得られる。

ただですね。近年は司法試験合格者の急増によって、弁護士は供給過多の状態なんです。そのため、弁護士資格があっても、転職活動は難航するかもしれません。

日本弁護士連合会の調査による、弁護士数の推移は以下の通りです。

  • 2015年:37,415人
  • 2016年:37,680人
  • 2017年:38,980人
  • 2018年:40,066人
  • 2019年:41,118人

上記のデータ通り、弁護士の数はここ5年間で4,000人近くも増えています。増加の理由として、弁護士には定年がないためです。

弁護士の転職先は限られているので、司法試験に合格しても望むような待遇で転職できるとは限りません…。

弁護士としての転職先は主に2種類!

弁護士としての転職先
  1. 法律事務所
  2. インハウスローヤー(企業内弁護士・行政庁弁護士)

弁護士への転職は資格があっても簡単ではありません。そこでまずは転職先の特徴を知り、自分に合っていそうな職場を把握しましょう。

takeda
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同じ弁護士の職場でも業務内容や待遇が異なります。

どんな働き方をしたいかをイメージしてみてくださいね。

法律事務所

弁護士としての転職先として最も多いのが法律事務所です。

法律事務所の業務内容
  • 企業法務
  • 刑事事件
  • 一般民事事件

法律事務所の業務はクライアント側の問題を解決する働き方が一般的です。弁護士個人で案件を受けることができるのも特徴の一つですね。

求人ボックスの調査によると、法律事務所の平均年収は約602万円でした。正社員だけのデータでは年収912〜1,009万円がボリューム層のため、高年収の部類に入りますね。

ただですね。弁護士事務所の場合は、基本的に個人事業主になります。そのため、社会保険や雇用保険の加入義務がなく、年金・保険料などは個人で負担しなければなりません。

インハウスローヤー

インハウスローヤーも弁護士から人気の転職先です。インハウスローヤーは企業内弁護士と行政内弁護士の2種類が存在します。

インハウスローヤーとは、官公署や公使団体の職員・使用人として働く弁護士のこと。
インハウスローヤーの業務内容
  • 一般企業法務
  • 契約書の作成・審査・交渉
  • サービスの利用規約の作成・審査
  • サービスの企画・運営に対する法的支援
  • 子会社管理
  • 株主総会対応
  • M&Aの法務対応
  • 社内規程の作成・管理
  • 訴訟管理

インハウスローヤーは採用された企業や行政庁の法務に従事します。そのため、求められる法務レベルや業務内容の幅が広いのが特徴です。

日本組織内弁護士協会の調査によると、年収のボリューム層は750〜1,000万円でした。さらに法人勤務のため、昇給・昇格の可能性があります。

企業や行政庁に所属するので、法人の設定した社会保険や雇用保険などに加入できるのが強みですね。

企業内弁護士

企業内弁護士は、国や地方自治体以外の法人に所属している弁護士を指します。主な勤務先は、以下の通りです。

  • 外資系企業
  • 公益法人
  • 事業組合
  • 学校法人
  • 国立大学法人

外資系企業の場合は高い英語力が求められます。「TOEIC800点以上」を条件にしている求人も多いので、外資系企業を狙うなら勉強しておいて損はありません。

行政庁弁護士

行政庁弁護士は、行政庁の職員として働く弁護士を指します。主な勤務先は、以下の通りです。

  • 中央官庁
  • 地方自治体の職員

弁護士の資格を活かして、公務員として働けるんです。倒産の心配もないので、安定した働き方をしたい人におすすめします。

【口コミ】弁護士への就職・転職の成功談と失敗談

ここでは弁護士への就職・転職の成功談と失敗談を紹介します。

弁護士への転職を成功させるための4つのポイント

弁護士への転職を成功させるための4つのポイント
  1. 法務事務を取り扱った職務経験をアピールする
  2. 弁護士事務所の社風をチェックしておく
  3. 志望動機では業務の厳しさへの理解+弁護士としての目的意識を伝える
  4. 転職エージェントを利用する

ここまでで、

  • 社会人から弁護士へ転職は可能
  • 弁護士としての転職先は法律事務所orインハウスローヤー

ということが分かりました。ここではいよいよ弁護士への転職を成功させるためのポイントを4つ紹介します。

法務事務を取り扱った職務経験をアピールする

法務事務を取り扱った職務経験がある人はアピールしましょう。弁護士の増加により、弁護士資格だけでは他の応募者の中で埋もれてしまうためです。

転職に役立つ職務経験
  • 各種士業事務所の事務スタッフ:弁護士・行政書士・税理士などのもとで働いた経験は、アルバイトでも評価される可能性があるため。
  • 民間企業の法務部・総務部:一定の法務知識の証明+業務内容が弁護士に類似しているため。契約書のチェックや顧問弁護士のやり取りなど。
  • IT業界:Webに関する法律トラブルや訴訟、IT企業の法務を担当できるたため。
士業とは、最後に「士」の文字がつく高度な専門性を持つ資格の俗称。

弁護士の案件獲得競争は激しくなっており、法律以外の得意分野が重宝されます。そこで自分のキャリアを棚卸しして、アピールポイントを探しましょう。

キャリアの棚卸し方法は、以下の記事を参考にしてみてくださいね。

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弁護士事務所の社風をチェックしておく

転職を成功させたいなら、弁護士事務所の社風をチェックしておくことが大切です。合わない社風の職場で一日中働いていると、ストレスがかかりやすいため。

社風は基本的に入社してみないと分かりません。ただですね。企業研究の方法によっては入社前に推測できるんです!

社風を調べる方法
  • HP:事務所の方針や理念をチェックする。事務所がクライアントに対して、大事にしていることを知れる。
  • 口コミサイト:現職の社員が書き込んでいるので、事務所の実態が知れる。複数のサイトで類似した口コミがあると、情報の信憑性が高い。
  • SNS:HPより普段の事務所に近い姿が分かりやすい。Facebook・Twitter・LinkedInをチェックしてみる。
  • 面接官へ質問する:「どんな社風か?」と聞くより「将来的なビション」「事務所が方針で最も大切していること」など具体的な質問の方が面接官は答えやすい。

様々な側面から情報収集をして、入社後のミスマッチを防ぎましょう。

代表的な口コミサイト

志望動機では業務の厳しさの理解+弁護士としての目的意識を伝える

志望動機では弁護士の業務の厳しさを理解していることを伝えてみてください。

弁護士の業務内容が厳しい理由
  • 複数の案件に追われ、深夜残業や休日出勤をする場合もあるため。
  • 裁判の結果次第で、依頼者から恨みを買う可能性もあるため。

加えて、その厳しさに耐えられるレベルの明確な目的意識を伝えてみてください。

採用担当者によっては、前職の勤続年数が短いと「すぐに退職するかも」と悪い印象を抱いている可能性もあるためです。

憧れや高給などのイメージだけで弁護士を目指していないことを示す必要があります。

そこで具体的なキャリアプランや担当したい業務を話せば、採用担当者への印象がガラッと変わるかもしれませんよ!

転職エージェントを利用する

弁護士への転職を成功させたいなら、転職エージェントを利用するのをおすすめします。

転職エージェントを利用すべき3つの理由
  1. 弁護士の求人が多数掲載されている
  2. 転職のプロであるキャリアアドバイザーからのサポートが受けられる
  3. 推薦状により、法律事務所や企業へプッシュしてもらえる

優良企業・事務所の弁護士求人を100件以上保有している転職エージェントもあります。アドバイザーが選定して求人を紹介してくれるので、効率的に選考を進められるんです!

キャリアアドバイザーは転職活動のプロです。転職ノウハウが豊富なので、転職相談だけでもしてみる価値はありますね。以下の内容を中心にサポートを行ってくれますよ。

転職エージェントのサポート内容
  • 無料カウンセリング
  • 求人紹介
  • 面接対策
  • 応募書類の添削
  • 内定後の収入交渉
  • 面接日の日程調整
  • 推薦状の記入

アドバイザーが応募先へ推薦状を書いてくれます。採用担当者に良いイメージをつけてもらえるんです。そのため、前職の勤続年数が短くても、上手くフォローしてもらえます。

転職エージェントは求人を掲載している事務所・企業と繋がっており、採用担当者が「〇〇さんの推薦なら面接してみよう」という気持ちになりやすいんです。

実務未経験からでも選考を突破できる可能性が上がるため、転職エージェントを利用した方が弁護士へ転職しやすくなりますよ!

弁護士におすすめの転職エージェントTOP3

← 横にスクロールできます →
エージェント名弁護士の求人数サポートの質おすすめ度
キャリアカーバー
約150件
+非公開求人

ハイクラスの
転職実績が豊富
4.8
ビズリーチ

約130件
+非公開求人
ヘッドハンターからの
スカウトで効率的に転職
4.3
NO-LIMIT
約20件
+非公開求人
弁護士の転職に
特化したサポート
3.5
※上記の情報は2020年11月時点のものです。

このように、転職エージェントはそれぞれ求人数やサポート内容が異なります。

これだけ見ると、どれを選ぶべきか分かりにくいと思います。そこでここからは、上記のデータをもとに、弁護士への転職でおすすめのエージェントを見ていきましょう!

キャリアカーバー

キャリアカーバーは年収600万円以上のハイクラス求人を多数保有中の転職エージェントです。特に企業内弁護士の求人が豊富で、年収1,000万円程度の求人もあります

takeda
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依頼したいヘッドハンターを選んで相談できるので、求職者とヘッドハンター間のミスマッチがほとんど起こりません。

転職活動が効率良く進む分、ストレスが軽減できるんです。

弁護士に転職したいけど、

  • どんな事務所や企業に転職できるか分からない
  • 年収をアップさせたい

という場合は、まずはキャリアカーバーに登録して面談で相談してみるのがおすすめです!

詳細ページ 公式HP

ビズリーチ

ビズリーチではヘッドハンターがキャリアや実績を踏まえて、スカウトメールを送ってくれます。求人を吟味する時間が減り、応募書類の作成などに当てられるんです。

待遇の良いインハウスや法律事務所の求人が揃っているので、条件とマッチした職場へ転職できるかもしれません。

takeda
takeda
スカウトメールによって、自分がどんな企業や事務所から必要とされているかが分かります。

内定獲得しやすい企業の傾向が掴めるんです。

そのため、弁護士への転職を狙っている人なら利用すべき転職エージェントと言えますね。

詳細ベージ 公式HP

NO-LIMIT

NO-LIMITは弁護士特化型の転職エージェントです。弁護士業界は転職の情報を得ることが難しいのがデメリット。転職が紹介で成り立ってきた業界のためです。

弁護士業界出身のアドバイザーは、事務所の体勢から所属弁護士の人間関係まで把握しています。自分とマッチしない社風の職場やブラック企業を避けることができるんです。

takeda
takeda
運営会社のコネクションを駆使して、法律事務所やインハウスの求人を紹介してくれます。

求人数は少なめなので、前述したキャリアカーバーやビズリーチと併用して使用するのがおすすめですね。

公式HP

弁護士への転職に関するQ&A

ここでは弁護士への転職に関するQ&Aをまとめました。気になるところがあれば、チェックしてみてくださいね。

弁護士として転職するために有利になる資格は?

弁護士への転職で有利になる資格は、以下の通りです。法律事務所への転職希望の場合におすすめですね。

  • 小規模な事務所:日商簿記(経費精算や顧問税理士とのやり取りを円滑に行うため。)
  • 大手事務所:TOEIC700点以上(海外の案件を担当する場合が多いため。)

弁護士数は増加の一途を辿っています。他の弁護士との差別化を図るためにも+αの資格でアピールしましょう。

弁護士へ転職できる年齢は何歳まで?

どの年代の人にも弁護士へ転職できるチャンスがあります。

事実、法務省の調査によると、平成30年度の司法試験の合格者の最高年齢は69歳のためです。資格があれば、転職できる可能性はあります。

ただですね。転職市場で即戦力となる人材は20〜40代の方なんです。司法試験の合格者の平均年齢は28.8歳でした。

そのため、弁護士へ転職するなら30歳までには、試験勉強を始めることをおすすめします。

働きながら司法試験に合格できる?

社会人でも司法試験に合格できる可能性は十分にあります。まずは司法試験の受験資格を得ることから始めましょう。

司法試験の受験資格を得る方法
  • 予備試験を受ける:予備校の社会人対象の夜間対策講座を受講。3年程度の期間をかけて合格を目指す。
  • 法科大学院課程を修了する:社会人対象の夜間コースへ入学。平日夜(18時〜)と土曜終日を使い、授業を受ける。
  • オンライン予備校を利用する:好きな時間に勉強できる・通学の手間がかからない・費用が安いなどメリットが多い。

受験資格を得てからは、司法試験本番に向けて勉強していきます。勉強時間の目安は以下の通りです。

  • 予備試験合格まで:2,000〜3,000時間
  • 予備試験合格から司法試験合格まで:1,000時間程度

ただですね。司法試験に挑戦できるのは、受験資格を得てから5年以内かつ3回までと決まっています…。

そのため、働きながらの合格が難しい場合は、退職して試験勉強に専念する必要があるかもしれません。

弁護士への転職を成功させるためのノウハウまとめ

弁護士への転職を成功させるためのノウハウまとめ
  • 司法試験に合格しても希望通りの職場へ転職できるとは限らない
  • 弁護士に転職するなら他の応募者と差別化を図る必要がある
  • 弁護士への転職なら転職エージェントの利用がおすすめ

司法試験に合格しても希望通りの職場へ転職できるとは限りません。弁護士数は増加の一途を辿っており、独自の専門分野があった方が応募者の中で埋もれずに済むんです。

しかしですね。専門分野や他の資格を持っていない人もいます…。そこで、転職を有利に進めるなら転職エージェントの利用がおすすめです!

  • 高年収の弁護士事務所・インハウスローヤーへ転職したい場合:キャリアカーバー
  • スカウトメールにより、効率的に転職を進めたい場合:ビズリーチ
  • 弁護士業界出身のアドバイザーからサポート受けたい場合:NO-LIMIT

これらの転職エージェントを利用してみてください。

自分の強みやキャリアに合った転職先を選んだ方が、弁護士として活躍できる可能性は上がります。アドバイザーへの無料相談なら、活かせるキャリアが見つかりやすいですよ!