中高年の転職が厳しい理由は3つ!それでも転職を成功させる5つのコツとは

「中高年の転職を成功させて、老後の生活資金を蓄えたい!」と思う一方、

  • なぜ、中高年の転職は厳しいのか?
  • 中高年が転職を成功させる方法を知りたい
  • 中高年はどんな職種や業界に転職できるのか知りたい

と悩んでいませんか?

ここでは中高年の転職について調べ尽くした私が、以下について紹介します!

  • 中高年の転職が厳しい理由
  • 中高年に転職を成功させる5つのポイント
  • 中高年が未経験から転職しやすい職種
  • 中高年で転職失敗しやすい人
  • 中高年におすすめの転職エージェント・サイト

takeda
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この記事で紹介する方法を実践すれば、中高年から理想の職場へ転職できる可能性が上がりますよ!

経験があるのになぜ?中高年の転職が厳しい理由3選!

中高年の転職が厳しい理由3選!
  1. 中高年の求人は正社員より非正規雇用が多い
  2. 45歳以上で転職した人の平均年収は下がっている
  3. 年齢によって企業が人材を評価するポイントが変わる

中古年の転職者は年々増加しています。生産年齢人口は減少しているためです。

生産年齢人口とは、生産活動の中心にいる年齢層のこと。15歳〜65歳の人が該当する。

ただですね。転職活動は売り手市場のイメージですが、40代以上の転職は完全な買い手市場なんです…。

そこでここではなぜ、中高年の転職が厳しいのか理由をお伝えします。

中高年の求人は正社員より非正規雇用が多い

中高年の転職は厳しいのが現状です。40代を超えると正社員の募集が減り、非正規雇用の道を選ぶ人も多いためです。

労働政策研究・研修機構の調査では以下のような結果が出ています。

転職前後の正社員割合
  • 45歳〜54歳:79.9%→62.8%
  • 60歳〜64歳:74.0%→32.0%

残念ながら、45歳を超えると正社員へ転職できる保証がないんです。その結果、定年後はアルバイトやパートで凌ぐ人も増えていますね。

特に60歳〜64歳はパートやアルバイト18.8%、契約社員15.0%と、割合が増加しており、正社員への転職が厳しくなっていることが分かります。

45歳以上で転職した人の平均年収は下がっている

30代は転職の市場価値が高く、年収が増加している人も多いです。しかしですね。45歳以上の転職後の年収は、軒並み下がっています。

45歳以上の転職前後の年収割合
  • 月収10万円未満:22.7%→30.2%
  • 月収10万〜20万円:30.0%→29.5%
  • 月収20〜40万円:28.5%→26.8%

特に月収10万未満の割合が増加しており、正社員から非正規雇用への転職が増えていることが、この結果につながっていますね。

年齢によって企業が評価するポイントが変わる

企業側は適応能力やコミュニケーション能力がある若い人材を求めています。組織の若返りを目指す企業が多いためです。

例えば、同じ能力の30代と50代の転職者がいたとします。

その場合、50代の人が「30代の人と同じ仕事を半分の年収でやるから雇ってほしい」と言われても、30代の人を選ぶ可能性が高いんです…。

理由は明白で『40〜50代の部下は上司が扱いにくい』『数年後に定年の人材をわざわざ雇わない』ことですね。

20〜30代は適応能力やコミュニケーション能力は伸び代があり、スキルは後からついてきます。そのため、中高年の転職者を雇うメリットが企業にはほぼありません。

とはいえ、それでも転職を希望しているからこその悩みだと思います。そこで、次は中高年の転職を成功させる5つのポイントを紹介していきます。

中高年の転職を成功させる5つのポイント!

中高年の転職を成功させる5つのポイント
  1. ミドル・シニア世代向けの転職エージェント・サイトを利用する
  2. 積み上げてきた知識・経験・スキルが活かせる職場を選ぶ
  3. 年収ダウンも覚悟しておく
  4. 求人を出していない会社に直談判してみる
  5. すぐに転職が決まらないことを肝に銘じる

中高年で初めての転職活動に挑む場合は要注意です。中高年と若手では、企業側の評価基準も違うためです。

企業側の評価基準が分かれば、アピールポイントや転職に挑む心構えが変わり、転職成功に近づきます。

そこでここでは、中高年の転職を成功させるポイントをお伝えします!

ミドル・シニア世代向けの転職エージェント・サイトを利用する

ずっと同じ会社で働いていた人は、初めての転職活動ですよね?転職活動の経験がない人ほど、ハローワークや知り合いの紹介で転職先を探すことが多い傾向があります。

正直、ハローワークは無料で求人掲載できるのでブラック企業が紛れており、おすすめできません。

知り合いの紹介の場合、リアルな企業情報を聞けるのはメリットです。しかしですね。中高年の転職活動は数十社も受ける必要があるので、紹介だけだと転職活動を効率的に進められません。

そこで、効率の良い情報収集ができる転職エージェントの利用をおすすめします!

企業の内部情報に詳しいキャリアアドバイザーが求人紹介から面接対策までサポート。最短で転職活動を成功させるための必須サービスです。

ミドル・シニア世代向けの転職エージェント・サイトはこちら

積み上げてきた知識・経験・スキルを活かせる職場を選ぶ

基本的に中高年の転職市場では未経験者は求められていません。企業側は知識・経験・スキルを基準に、即戦力の中高年を求めているためです。

例えば、経理や人事など会社の管理部門は経験年数が伸びるほど、他の会社でも通用するスキルが身についていきます。特に都心部を中心に求人が増加中です。

そのため、前職の知識・経験・スキルを活かせる職場を選ぶことをおすすめします!

年収ダウンも覚悟しておく

中高年の場合は年収が下がる前提で転職した方が良いかもしれません…。会社としては将来を担う社員や勤務期間の長い社員にお金を還元したいためです。

経験やマネジメント能力があっても、前職と同じ年収をキープできるかは危ういです。

転職前後の月収(男性)
  • 60万円以上:8.1%→4.9%
  • 40〜60万円:19.1%→11.1%
  • 20〜40万円:43.2%→41.0%
  • 10〜20万円:20.9%→27.2%

事実、転職によって「60万円の層」と「40〜60万円の層」が減少し「20〜40万円層」と「10〜20万円」へ流れています。

そのため、転職による年収ダウンの可能性は高いので覚悟しておいた方が良いかもしれません。

求人を出していない会社にも直談判してみる

直談判をするなら、メールより直接電話がおすすめです。転職エージェントを通さないメールを企業側はスルーしがちです。

転職エージェントが選んだ人材から採用した方が効率が良いためですね…。

しかしですね。電話ならインパクトに残り、応募書類も出しておけば、求人が出た場合にオファーをもらえる可能性があるんです。

そのため、求人を出していない会社には電話で連絡+応募書類を送ってみましょう!

すぐに転職が決まらないことを肝に銘じる

中高年の転職先はすぐに決まらないことが当たり前なんです。

平均求職期間
  • 45〜59歳:約11.8ヶ月
  • 60〜64歳:約14.9ヶ月
  • 65〜69歳:約19.6ヶ月
  • 70歳以上:約20.4ヶ月

45〜59歳ですら、一年近く転職活動を行っているんです。そのため、中高年の転職活動は根気がいることを覚えておいてください。

前職の職種だけじゃない!中高年が未経験から転職しやすい職種3選!

中高年が未経験から転職しやすい職種3選
  1. 介護職
  2. 警備員
  3. タクシードライバー

未経験からの採用を狙う場合、経験と年齢を問わない職種に絞るべきですね。また、定年までの繋ぎではなく、新しいキャリアを形成できる職種もあります。

ここでは中高年が未経験から転職しやすい職種を紹介します。

人材不足が深刻な介護職

介護職は需要が年々増している職種になります。少子高齢化社会で未経験者でも採用しているためです。業界の平均年齢が40歳前後のため、同年代の同僚が多いのは魅力的ですね。

介護職として働きながら取得できる資格
  • 介護福祉士:介護職としての国家資格。取得方法は実務経験3年+研修修了後に国家試験を受験。キャリアアップには欠かせない資格。
  • ケアマネージャー:介護福祉士の資格取得から5年間勤務すると、受験資格が得られる公的資格。介護サービスの計画を作成できる。
  • 認定介護福祉士:介護福祉士として実務経験を5年積み、研修を終了することで得られる民間資格。部下の育成や他職種との連携など職場のリーダーを担える。

以上の資格を取得できれば、中途採用からでもキャリアップが狙えます。国が福祉の問題に力を入れているので、将来性のある職種でもあるんです。

未経験が歓迎されやすい警備員

警備員は特別な資格がいらないため、未経験歓迎や中高年歓迎などの求人が豊富です。警備の仕事は需要があり、経験や年齢関係なく採用されやすいメリットがあります。

  • 施設警備:ビルや病院など施設の防犯を目的に、入退場の管理や巡回、監視を行う。
  • 交通警備:イベント会場や駐車場の出入り口などで、車両や歩行者が安全に通行できるよう誘導する。

施設警備のメリットは屋内なので着替えやトイレに困らず、安定した勤務時間も働けることですね。しかしですね。人気があるので求人数が少なく、給与は低めに設定されています。

一方、交通警備は野外で立ちっぱなしで働くので体力がいる厳しい現場です。雨でイベント中止など勤務が天候に左右されやすく、安定性は施設警備に及びません…。

その分給与は高いので、高収入or安定した仕事内容のどちらを取るかが重要ですね!

勤務形態や給与の幅が広いタクシードライバー

タクシードライバーは運転に自信がある人におすすめします。運転手には普通自動車第二種運転免許は必要です。

しかしですね。入社後に取得でき、免許取得の支援をしてくれる会社も多いんです!そのため、お金の心配をする必要はありません。

勤務形態
  • 隔日勤務:昼と夜の両方も勤務する。
  • 昼勤務or夜勤務:日勤と夜勤、どちらかの時間帯に勤務する。
給与形態
  • A型賃金:固定給(基本給+手当)+歩合給(一定売上を超えた場合発生)+賞与
  • B型賃金:月間売上×歩合率
  • AB型賃金:固定給(基本給+手当)+歩合給(一定売上を超えた場合発生)+賞与

AB型賃金の場合は売上の一部を賞与で支給します。タクシー業界で一番多いのがAB型賃金なので、入社前に把握しておきましょう!

【転職を検討している人必見】中高年で転職失敗する人はこんな人!

中高年で転職失敗する人はこんな人!
  • 前職へのこだわりが強く、現職の仕事のやり方に対応できない
  • 役職の権力を振りかざし、部下から反感を買う
  • 老後の貯金に焦りを感じ、高収入目当てで転職した

中高年で転職後にミスマッチを起こしてしまうことも少なくありません。最近まで終身雇用制度が当たり前の価値観だったので、初めての転職活動の人も多いからです。

ただですね。やっと入れた会社でミスマッチを起こしてしまうのはもったいないことです。そこでここでは、転職後の失敗例を紹介します。

takeda
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ここで紹介する内容を意識すれば、きっと誰でも働きやすい職場を見けることや円滑な人間関係を築けますよ!

前職へのこだわりが強く、現職の仕事のやり方に対応できない

中高年には現職の仕事のやり方に対応できない人が多いと言われています。前職の仕事のやり方や風土が根付いてしまっているためです。

当たり前のことですが「郷に入っては郷に従え」の精神で指摘された問題点は一つずつ意識して改善していきましょう!

  • 書類作成の方法
  • 日報の書き方
  • 他社へのアポの取り方
  • 企業特有の連絡ツールを使いこなす
  • 業界・企業の特有のルールがあれば覚えておく

意識次第で、転職先の人からの評価も変わる可能性がありますよ。

役職の権力を振りかざし、部下からの反感を買う

中高年の転職では新しい部下ができることがあります。即戦力として経営や採用部門の責任者として採用されることも多いためです。

ただですね。馴染みのない上司からの指示や態度は悪気がなくても、部下の受け取り方次第で、反感を買ってしまうかもしれません。

例えば、むやみやたらに飲みへ誘ったり、仕事の進捗を急かしたりするのは、部下の性格や特性を理解するまでやめておきましょう。

まずは前職の実績や部下との関係性は一旦忘れてください。新しい会社で人間関係を構築するためには、仕事で信用を勝ち取っていくことが大切ですね。

老後の貯金に焦りが感じ、高年収目当てで転職した

中高年は前職より高収入を目指して転職する場合が多いです。昨今、公的年金だけでは老後の生活資金は2,000万円不足する(※)といわれているためです。

  • 今勤めている企業は定年制度を撤廃してくれるのか?
  • 定年が長い会社へ転職すべきなのか?
  • このままのペースで2,000万円貯金するのは無理かも…。

そんな悩みを抱え「今より高年収の会社へ転職して、貯金額を増やそう!」と考えた人も多いのではないでしょうか?

しかしですね。収入目当てで転職すると、転職先の社風に馴染めなかったり、転職先が経営難になった際に早期退職を促されたりする可能性があるんです…。

企業選びのチェックポイント
  • 現在の企業の業績は?
  • 業界内での立ち位置は?
  • 商材に将来性はあるか?
  • 自分の強みを活かせるか?
  • 自分が馴染める社風か?

企業選びを間違えないためにも、以上のチェックポイントをキャリアアドバイザーに質問してみることをおすすめします!

中高年におすすめの転職エージェント・サイト3選

中高年におすすめの転職エージェント・サイト3選
  1. リクルートエージェント
  2. マイナビエージェント
  3. FROM40

前述したように、中高年の求人は多くありません。そのため、一つの転職エージェント・サイトだけでは情報収集が不十分な可能性があるんです。

そのため、今回紹介する転職エージェント・サイトを複数社登録することおすすめします。

リクルートエージェント

リクルートエージェントは求人数、転職支援実績共に業界No.1の転職エージェントです。中高年の転職に豊富な実績を持つベテランアドバイザーも在籍しています。

takeda
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40〜50代は管理職向け求人が多いですね。

非公開求人が20万件以上と豊富なので、キャリアアドバイザーに適した求人がないか聞いてみましょう。

リクルートエージェント ミドルシニア就活支援
  • 成功事例:ミドル・シニアの方の自信につながる転職成功事例を紹介。
  • 動画学習:ミドル・シニア向けの面接対策をサポート。
  • 自己PR作成ナビ:『人事の注目度が上がる自己PR』を作成する。
  • 転職セミナー:自分の強み・活躍できる業界の求人・アピール方法を発見できる。

リクルートエージェントは、ミドルシニアに特化した就活支援も行っているので、ぜひ登録しておきたい転職エージェントですね!

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マイナビエージェント

マイナビエージェントは20代向けというイメージがある人もいるかもしれません。しかしですね。全体の80%を占める非公開求人には、中高年の経験を活かせる求人が揃っているんです。

takeda
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大手から中小企業まで企業規模も様々なので、中高年向けの求人をチェックしてみる価値はありますね。

マイナビミドルシニア 人材サービス
  • マイナビグループの総合力・ノウハウを活かした求人紹介
  • 正社員・派遣社員など様々な雇用形態・職種からマッチさせるためのサポート

ミドルシニアに特化したサポートも充実しているので、求人を探す際には利用してみるのもアリですね。

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FROM40

FROM40は、会員登録数25,000人以上を誇る日本最大級の40〜50代向け求人サイトです。職歴やスキルを登録するだけで、条件に合致した企業からオファーが届きます。

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中高年向けの転職サイトは数が少ないので、是非とも登録しておきたいですね。

高収入を狙う人向けに年収600万円以上の求人を掲載しています。オファー率は驚異の85%と高く、書類選考なしで面接確約の場合もあるんです!

職種別の求人特集
  • ITエンジニア
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求人特集によって自分が希望している求人が調べやすく、効率の良い転職をしたい人におすすめです。

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中高年が転職を成功させるためのノウハウまとめ

中高年の転職を成功させる5つのポイント!
  1. ミドル・シニア世代向けの転職エージェント・サイトを利用する
  2. 積み上げてきた知識・経験・スキルが活かせる職場を選ぶ
  3. 年収ダウンも覚悟しておく
  4. 求人を出していない会社に直談判してみる
  5. すぐに転職が決まらないを肝に銘じる

中高年の転職は厳しいのが現状です。そのため、積み上げてきた知識・経験・スキルをアピールして、採用されるまで根気よく転職活動を続けるしかありません。

異業種を希望している人は

  1. 介護職
  2. 警備員
  3. タクシードライバー

以上が未経験からでも転職しやすいのでおすすめです。

理想の転職先で働きながら貯蓄を増やすためにも、上記5つのポイントを抑えて、転職活動を成功させましょう!