
障がい者向けの転職エージェントには、たくさんの種類やさまざまなサービスがあります。初めての利用だと、どれに登録すべきか迷いますよね。
中でも、次のような疑問が浮かぶのではないでしょうか。
- 転職エージェントを使うメリットって何?
- 実際に転職エージェントを利用した人の体験談を見たい!
- 転職を成功させるコツは?
そんな疑問を解決するべく、ここでは障がい者向け転職エージェントについての情報を総まとめしてみました!
実際に利用した人たちの口コミをもとにしたおすすめ比較ランキングから、転職エージェントを効果的に利用する方法まで、詳しくご紹介します。
目次
障がい者向け転職エージェントのおすすめ比較ランキング!
転職エージェント | 求人数(2020年6月現在) | 対応エリア | 特徴 |
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ランスタッド![]() | 330件以上+非公開求人 | 東京・神奈川・千葉・埼玉 |
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doda(デューダ) チャレンジ ![]() | 1,000件以上+非公開求人 | 全国 |
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atGP (アットジーピー) ![]() | 800件以上+非公開求人 | 全国 |
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Social Partners (ソーシャルパートナーズ) ![]() | 70件以上+非公開求人 | 東京都を中心とした全国 |
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Agent Sana (エージェントサーナ) ![]() | 1,180件以上 | 関東・関西・愛知・岐阜など |
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Happy(ハッピー)![]() | 90件以上 | 東京を中心とした関東 |
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Ability STAFFING (アビリティスタッフィング) ![]() | 140件以上 | 東京を中心とした関東 |
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7つの障がい者向けの転職エージェントを、求人数や対応エリア・サービスの特徴などの基準でランキングにしました。
次は、7つのサービスの詳しい内容をご紹介します!
ランスタッド
運営会社 | ランスタッド株式会社 |
求人数 | 300件以上+非公開求人 |
対応エリア | 東京・神奈川・千葉・埼玉 |
サービスの特徴 |
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一般向けの転職サービスとしては、キャリアアップやハイクラス転職が特徴的なランスタッドですが、いっぽうで専門的な転職サービスも行っています。
中でも障がい者向けに特化した転職サービスは、オーダーメイド求人が大きな魅力。
また、求人案件の年収は推定80万〜800万円ほど。派遣からハイクラスまで多種多様な求人を取り扱っており、キャリアアップも狙えますよ。
サポートの丁寧さにも定評があり、登録も無料なので、ぜひ利用してみることをおすすめします!
dodaチャレンジ
運営会社 | パーソルチャレンジ株式会社 |
求人数 | 1,000件以上+非公開求人 |
対応エリア | 全国対応 |
サービスの特徴 |
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dodaチャレンジの魅力は、すべての都道府県を網羅している豊富な求人案件数です。
さらに、サービスの運営母体であるパーソルチャレンジ株式会社自体が、積極的に障がい者雇用を行っている点もポイント。説得力があります。
そのため、採用される側・採用する側どちらの立場でも経験に基づいたアドバイスが可能なんですね。
atGP(アットジーピー)
運営会社 | 株式会社ゼネラルパートナーズ |
求人数 | 800件以上+非公開求人 |
対応エリア | 全国 |
サービスの特徴 |
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atGPは、きめ細やかなサービスが魅力。勤務地や職種などに加え「筆談」「車いす」など障がい配慮の種類によっても求人情報を検索できます。
独自のスカウトサービスでは、希望の条件に合った求人を紹介されるだけでなく、企業との面談が確約されたプラチナスカウトも。
応募すれば確実に面接してもらえるという安心感は大きいですね。
また、就労移行支援事業も行っており「うつ専門の就業支援サービス シゴトライ」「統合失調症専門の就業支援サービス リドアーズ」とも連携して就職の相談が進められます。
Social Partners
運営会社 | アデコ株式会社 |
求人数 | 70件以上+非公開求人 |
対応エリア | 東京都を中心とした全国 |
サービスの特徴 |
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Social Partnersは、アデコ株式会社が運営する就職支援サービス・Spring転職エージェントの中の障がい者雇用に特化したサービスです。
300名以上の障がい者の就職サポートを行ってきたベテランの専門コンサルタントが、丁寧にフォローしてくれます。
Agent Sana(エージェントサーナ)
運営会社 | 株式会社イフ |
求人数 | 1,180件以上 |
対応エリア | 関東・関西・愛知・岐阜など |
サービスの特徴 |
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株式会社イフの運営するAgent Sanaは、業界でもとくに求人案件が多いサービスです。
1,200件近くの公開求人案件に加え、登録した人だけが見られる非公開求人案件も多数あります。何よりも説得力があるのは28年の実績という数字ですね。
実績と信頼があるからこそ、大手企業や優良企業を紹介できる独自の非公開案件も多数あるのでしょう。
Happy(ハッピー)
運営会社 | 株式会社 ハッピー |
求人数 | 90件以上 |
対応エリア | 東京を中心とした関東 |
サービスの特徴 |
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Happyは、2019年に設立された比較的新しい転職エージェントです。IT・アパレル・外資系の企業に特化した求人を紹介しています。
運営母体である株式会社ハッピーの社長さんも、身体障がい者手帳を持っている方です。自らの経験をもとに、障がいを持つ方々の支援を広げようとサービスを始められたのだとか。
Ability STAFFING(アビリティスタッフィング)
運営会社 | 株式会社リクルートスタッフィング |
求人数 | 140件以上 |
対応エリア | 東京を中心とした関東 |
サービスの特徴 |
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Ability STAFFINGは、就職・転職サービス大手である株式会社リクルートスタッフィングが運営する転職エージェント。業界大手の信頼と実績が魅力です。
事務職に特化した求人案件を紹介していることも大きな特徴。首都圏で事務職として働きたい人は利用すべきサービスです。
また、リクルートグループ企業での就労移行支援事業も行われています。就業にブランクがある場合は、働きながら少しずつ社会復帰する方法もおすすめです。
障がい者向けの転職エージェントの評判は?良い・悪い利用体験談を集めてみた!
では、実際に障がい者向け転職エージェントを利用した人たちは、どのような実感を得ているのでしょうか?
SNSで実体験を検索したところ、リアルな口コミがたくさん見つかりましたよ!そんな利用体験談から、障がい者向け転職エージェントの評判を分析してみました。
障がい者向け転職エージェントの悪い口コミ
悪い口コミ①:求人に偏りがある…
群馬の障害者求人は身体障害向けの業種が少な過ぎ。
転職エージェントさんも少ないって言っちゃってるから🤪
したい仕事をするには都内に出るか、自分で立ち上げるしかない。
とりあえずモヤモヤ解消にために自転車漕ぎます。
ALLEZ SPRINT COMP DISC。— ありくい@CIDP-CZ4A (@akithu1986) June 12, 2020
悪い口コミ②:求人案件数が少ない…
転職エージェントさんとの面談終わり。なんとなーく感じてはいたけど専門職の障害者求人って本当数ないなあ…
— 也田嗔/旧式P [焼] (@latentacle) March 18, 2020
障害者向け転職エージェントの良い口コミ
良い口コミ①:転職をサポートしてもらえた!
障害者雇用専門の転職エージェントに履歴書やらなんやら送った。
全部パソコンで完結するんだから楽だよなあ。— ガル山@チャットルーム運営中 (@GaruGaru_nyaaan) May 7, 2020
ほんで最近のフォロワーさんにおおい発達障害の民も、クローズで働いていて得意苦手の棚卸しができているならそういう民間サービス経由の転職でもありありだし、障害者雇用考えたいなら専用転職エージェント使うと初めての障害者雇用でもサポートしてくれたので、とてもよかった(個人経験談)。
— 💐よく手を洗いよく運動しよく寝るchanMaki🐕 (@red_chan_maki) January 25, 2020
良い口コミ②:良い求人に出会えた!
転職後は私も悩み中なので整頓するが、「この会社で一生」と考えずに転職先を決めた。障害者雇用の求人を見ていたら、他にも働きたい会社がいくつもあった。
ただ今回私に関しては業界も職種も大きなジョブチェンジだったので、そこは担当の転職エージェントと何度も対話を重ねて着地した。かな。
— 💐よく手を洗いよく運動しよく寝るchanMaki🐕 (@red_chan_maki) February 24, 2020
障害者手帳取得後の再就職活動、まだまだ途中なので結果次第ではあるんですが、あまり期待してなかったdodaチャレンジが自分にとっては他社と比較してぶっちぎりに良いです。ただ多分ここ職歴ない人には全然優しくない。
— Yu Iwasa(ピカソ) (@yu_pica_orcus) December 20, 2019
良い口コミ③:エージェントに相談して転職できた!
たしかに中にはハロワの求人にも
障害者枠で正社員というのがあるけれど圧倒的に数が少ない
その点でも、転職エージェント経由の求人の方がずっと障害者枠の正社員、契約社員の求人が結構ある— トゥーラ アシュラ@障害者として外資で働いてます✨ (@Tula_Acala) January 9, 2020
私も利用したのはDODAチャレンジ。
すごく親身になって対応してくれたし、何より日本で有数の大企業がインターネット非公開で募集かけて、無事入社出来た。
障害者雇用での私の転職オススメサイトはDODAチャレンジ!>RT
— まいな (@Lime0730) April 20, 2019
障がい者向け転職エージェントの口コミまとめ
障がい者向け転職エージェント利用者のネガティブな口コミには、次のような声が多かったです。
- 全体的に求人案件数が少ない
- 首都圏の求人情報は多いが、地方は少ない
- 登録したが「希望に合う案件がない」と断られた
そもそも障がい者雇用は、従業員が約46人以上の企業に義務付けられている制度です。
つまり、数だけで見ると企業も案件数も限られてしまうことは事実です。
しかしその分、オーダーメイド求人やスカウトなど、より個人に寄り添う形でのサービスに注力している転職エージェントが多いといえるでしょう。
良い口コミには、次のような感想が多く見られました。
- エージェントが親身になって対応してくれた
- 希望条件に合う求人情報を紹介してもらえた
- 希望に合う転職ができた
- エージェントとの対話の中で、自己理解が深まった
初めての転職や、ブランクからの復帰のタイミングでは、就職活動自体への不安も大きいものです。
そんなときに、障がいへの配慮にも企業にも専門知識のあるエージェントが、親身に寄り添ってアドバイスをしてくれるのは助かりますね。
また、エージェント・コンサルタントに自分のことを話しているうちに、自己理解が深まったという声も。
「自分にはどのような配慮が必要なのか?」「どう配慮してもらえれば自分の得意分野を活かして仕事ができるのか?」をじっくり考える良いきっかけにもなるんですね。
障がい者向け転職エージェントを使うメリット・デメリット
障がい者向けの転職エージェントを使うことで、具体的にどんな良いことがあるのでしょうか?逆に、使っても意味がなかった…と思ってしまうポイントはあるのでしょうか?
ここでは、障がい者向け転職エージェントを使うメリットとデメリットをそれぞれご紹介します!
障がい者向け転職エージェントを使う2つのデメリット
- 手帳を保持していることが前提条件である
- 求人が多い地域に偏りがある
まずは、2つのデメリットを見てみましょう。
デメリット①:手帳を保持していることが前提条件である
1つめは、障がい者向けの転職エージェントを利用する条件として、障がい者手帳の保持が前提となる場合が多いことです。
とくに、うつ病や発達障がいなどの精神障がいの場合「診断は受けているけど手帳は持っていない」という人も多いのではないでしょうか。
手帳を持っていることが前提となる理由は、厚生労働省の定める障がい者雇用率制度で、算定対象が次のように定められていることが大きいです。
障害者雇用率制度の上では、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所有者を実雇用率の算定対象としています。
デメリット②:求人が多い地域に偏りがある
2つめは、偏った地域に求人案件が多くあることです。
障がい者向けの転職サービスには、首都圏や大都市のみが求人紹介エリアの対象となっている場合もあります。
転職エージェントを選ぶ際は、希望する地域が対応エリアに入っているかどうかをチェックしてからの登録をおすすめします。
障がい者向け転職エージェントを使う4つのメリット
- 障がい者雇用に特化したあらゆる企業の求人情報をまとめて見られる
- 一般公開されていない非公開求人の紹介を受けられる
- 専任アドバイザーが転職サポートをしてくれる
- 入職後のサポートもしてくれること
続いて、障がい者向け転職エージェントを利用するメリットを4つご紹介します。
メリット①:障がい者雇用に特化したあらゆる企業の求人情報をまとめて見られる
1つめは、あらゆる企業の求人案件が集約された情報を、まとめて見られることです。自分で転職活動をしていると、企業ごとに求人情報をチェックしなければなりません。
転職エージェントを利用すれば、1つのサービスに登録するだけで、たくさんの企業の求人情報を横断検索したり、比較したりしながら検討できます。
メリット②:一般公開されていない非公開求人の紹介を受けられる
2つめは、非公開求人の紹介を受けられることです。
企業側が採用を効率化したいときや、資格や経験などを重視したい場合には、一般応募ではなく非公開案件として紹介のみで採用を行うことがあります。
転職エージェントに登録すると、サイト上で検索できる求人情報だけでなく、好条件・高待遇の非公開求人と出会える可能性もぐっと広がりますよ。
メリット③:専任アドバイザーが転職サポートをしてくれる
3つめは、転職をサポートしてくれる専任アドバイザー(コンサルタント)がいることです。
転職エージェントに登録すると、ひとりひとりに専任アドバイザーが付いてくれることがほとんど。
専任アドバイザーは、障がい者の就職や転職に関しての専門知識を持つプロフェッショナルです。プロに相談しながら転職活動を進められると、心強くて安心ですね。
メリット④:入職後のサポートもしてくれる
4つめは、入職後のサポートもしてくれることです。
転職エージェントを利用して入職しても、まだゴールではありません。実際に働き始めてからも、仕事に慣れるまではさまざまな心配事やトラブルが予想されます。
入職後の悩みやトラブルも、担当のコンサルタントに相談することで、1人で抱え込まずに乗り越えていけるといいですよね。
障がい者向け転職エージェントで就職するときの流れ
- 電話でヒアリング
- 求人案件を紹介してもらう
- 提出書類を作成する
- 企業と面談する
- 入職
では、障がい者向け転職エージェントに登録してから転職するまでは、どのような流れで進むのでしょうか?
各社のサービスによって若干の違いはあるものの、大まかな流れはほぼ同じです。
①電話でヒアリング
転職エージェントに登録すると、まずは担当コンサルタントから電話やメールなどで連絡がきます。
営業時間が合わなかったり、電話が苦手だったりする場合は、直接面談やメールで連絡も希望できるサービスが多いです。
最初のヒアリングでは、主に次のようなポイントを伝えられるといいでしょう。
- 現在の状況
- 自分の障がいについて(どのような配慮が必要か)
- 今後どのような仕事がしたいか
- どのような条件で働きたいか
それぞれについて、できるだけ詳しく伝えられると、より条件に合う求人が見つかりやすくなります。登録が完了したら、まずは自分の希望について整理しておくといいですね。
②求人案件を紹介してもらう
自分の希望を伝えたら、コンサルタントが希望にマッチする求人を探してくれます。
求人案件が見つかったら、メールや面談などで案件を紹介してもらいましょう。気になる案件があったら、さらに詳細を教えてもらい、検討したのちに応募するかどうかを決めます。
③提出書類を作成する
求人に応募することになったら、提出書類を作成します。必要な書類は、主に次の2種類です。
- 履歴書
- 職務経歴書
また、障がい者手帳の写しや、障がいについての資料や書類の提出を求められる場合もあります。
コンサルタントはそれぞれの書類作成のサポートを行なってくれるので、二人三脚で書類作成できます。
④企業と面談する
書類審査を通過したら、企業と面談です。不安な要素があれば、事前に面接対策の相談や練習もコンサルタントがサポートしてくれます。
また、希望次第で企業との面接にコンサルタントの同席が可能な場合も。言い出しにくい勤務条件の交渉も、コンサルタントに任せられますよ。
⑤入職
企業から内定をもらえたら、晴れて入職!
でも、入職がゴールではありません。実際に勤務してみると「思っていた環境と違う…」なんてことも。
違和感やストレスなく働くために、入職後も転職エージェントのサポートを受けるのがおすすめです。
転職エージェントを効果的に利用して転職を成功させるコツ5選
- エージェントを信頼し、ありのままの希望を伝える
- 自分の特性や必要な配慮について、詳しく伝える
- 推薦文は自分で確認する
- 積極的に連絡する
- 待遇交渉や書類添削などのサポートも活用する
障がい者向け転職エージェントは、コンサルタントの手厚くサポートが受けられるサービスです。
しかし、転職エージェントを利用すれば、誰でも簡単に転職できるというわけでもありません。
効果的に転職エージェントを利用して転職を成功させるためには、次の5つのコツがあるのです。
エージェントを信頼し、ありのままの希望を伝える
まずは、エージェントのサービスと担当コンサルタントを信頼することです。
コンサルタントには、自分がやりたい仕事や待遇の希望などを、遠慮せずありのままに伝えましょう。
自分の特性や必要な配慮について、詳しく伝える
自分の持っている障がいの詳しい症状や必要な配慮について、できるだけ詳しく伝えることが大切です。
障がいを持ちながら働くにあたって、企業側の配慮は必要不可欠。できることとできないことを理解してもらうことが、入職後の安定した生活につながります。
推薦文は自分で確認する
担当エージェントに企業提出用の推薦文を書いてもらったら、自分の目でも確認することをおすすめします。
推薦文は、企業の求人に応募する際に担当エージェントが作成し、履歴書や職務経歴書と一緒に提出されるものです。
企業側に自分の障がいについて正しく理解してもらうためにも、推薦文は提出前に一度見せてもらうと安心です。
積極的に連絡する
転職エージェントに登録したら、自分からもこまめに連絡してみることをおすすめします。
転職エージェントに登録したものの、全く連絡がこないまま時間が経ってしまった…ということも、なきにしもあらず。
エージェントは複数の顧客を抱えているので、優先的に案件を案内してもらえるように自分から積極的に連絡することも大切です。
待遇交渉や書類添削などのサポートも活用する
転職エージェントは、求人案件を紹介してくれるだけではありません。面接や書類作成のサポートもしてもらえるので、積極的に活用するのがおすすめです。
求人の紹介を受けて希望と合わない部分があれば、条件や待遇の相談も可能。エージェントのサービスをフル活用すれば、自分の負担を減らせます。
障がい者向け転職エージェントに関するQ&A
障がい者向け転職エージェントについて、よくある質問とその答えをまとめました!
身体障がい者向けの求人は多くても、精神障がい者向けは少ないんじゃないの?
精神障がい者向けの求人が少ないのは事実。しかし、雇用率は上がっています。
また、厚生労働省の定める障がい者雇用についての制度でも、平成30年以降は精神障がいがある方でも就労しやすいように改定されています。
転職エージェントはどうして無料で利用できるの?
転職エージェントは、求人を募集している企業から成功報酬を受け取っているため、利用者は基本的に無料で利用できます。
障がい者雇用だと給料が低い?
たしかに、障がい者雇用枠での求人はパートや非正規の雇用が多いため、平均的には低いのが現実です。
しかし、障がい者雇用枠でも業務内容や勤務時間が一般雇用と変わらない場合も多くあります。その場合は、もちろん給与水準も一般と同じです。
転職エージェントを利用しても転職できなかったら、どうしたらいいの?
ハローワークや就労移行支援事業所のサービスを併用する方法もあります。
転職エージェントの中には就労移行支援事業を行なっている会社もあるので、相談してサービスを併用するのもおすすめです。
障がい者向け転職エージェントへの登録は無料!いくつか登録して利用してみよう
- 障がい者向け転職エージェントおすすめランキング1位はランスタッド!
- 障がい者向け転職エージェントを使うメリットは「集約された求人情報」「非公開案件」「転職サポート」「入職後のサポート」の4つ
- ランスタッドは、4つのメリットに加え「オーダーメイド求人」「高給与案件」などの特徴もある
障がい者向けの転職エージェントでとくにおすすめできるのは、ランスタッドもしくはdodaチャレンジです。
ランスタッドは、ヒアリングによって得た情報からオーダーメイド求人を作成し、企業に提案してくれます。
dodaチャレンジは、全国エリアに対応した豊富な案件数に加え、自社でも障がい者雇用を行なっているという説得力が魅力です。
障がいを持っている方は、たしかに大きなハンデを抱えているかもしれません。
しかし、適切な理解と配慮を得てスタートラインを揃えることさえできれば、健常者と同じ舞台で大きく活躍できる人も多いのではないでしょうか。
転職エージェントを利用し、最大限のサポートを受けながら転職活動を行うことは、あなたが輝ける場所を探す近道になるはずです。
従業員が一定数以上の規模の事業主は、従業員に占める身体障害者・知的障害者・精神障害者の割合を「法定雇用率」以上にする義務があります。(障害者雇用促進法43条第1項)
民間企業の法定雇用率は2.2%です。従業員を45.5人以上雇用している企業は、障害者を1人以上雇用しなければなりません。