
海外への転職活動をする際に頼りにするべき存在が海外転職の可能な転職エージェントです。
しかし、現地の転職エージェントだけでなく、日本の転職エージェントも候補に入るため、どの転職エージェントを利用すればよいか悩んでしまうかもしれません。
そこでこの記事では、以下について解説します。
- 全ての人におすすめの海外向け転職エージェント
- 目的別におすすめの海外向け転職エージェント
- 地域ごとにおすすめの転職エージェント
- 海外の転職エージェントを利用する際の注意
海外に転職したいけど、どの転職エージェントを使うべきか悩んでいる場合は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
全員におすすめ!海外求人数の多い転職エージェント4選
項目 | doda転職エージェント | リクルートエージェント | Spring転職エージェント | ランスタッド |
---|---|---|---|---|
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求人数※1 | ![]() 190件 | ![]() 416件 | ![]() 103件 | ![]() 104件 |
語学力が必要か? | ![]() 英語は 最低限必要 | ![]() 語学不問の求人 も2割 ほどある | ![]() 日常会話が できるレベルが必要 | ![]() ほとんどの求人で必要 |
スタートアップ企業 の取り扱い | ![]() あり | ![]() あり | ![]() あり | ![]() あり |
面談可能エリア | ![]()
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※1:2020年5月現在
海外で働く際にまず検討する転職エージェントは、世界中に拠点があるような大手の転職エージェント会社です。
その理由は以下の3つ。
- 求人数が多いから
- 専門のコンサルタントを何人も抱えているから
- カバーしている国の数が多いから
- 拠点があることで現地の情報を得やすいから
大手の転職エージェントで最もおすすめのエージェント会社はリクルートエージェント!求人数が多く、海外にも拠点を抱えているため、現地の情報も得やすいです。
語学不問の求人もあるため、まだ外国語に自信がない人でも転職ができる可能性があります。
目的別におすすめ海外転職エージェント8社を比較
海外の転職エージェントは数十社以上あります。
ただ、それぞれの会社では「管理職や経理などハイクラスの求人が多い」「東南アジアの求人数や情報量が多い」など特徴が異なります。
大事なことは、必ずしも求人数だけが転職エージェントを選ぶポイントではないこと。あなたが海外で働く目的や働く地域によっておすすめのエージェントは変わります。
語学力や日本でのキャリア経験に自信がある人向けの転職エージェント
項目 | ビズリーチ | JACリクルートメント | ランスタッド | ロバート・ウォルターズ |
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求人数※1 | ![]() 1,705件 | ![]() 416件 | ![]() 91件 | ![]() 非公開 |
スタートアップ企業 の取り扱い | ![]() あり | ![]() あり | ![]() あり | ![]() 非公開 |
面談可能エリア | ![]()
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特徴 |
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※1:2020年5月現在
語学力や日本でのキャリアに自信があるなら、条件面が良い求人を多く抱えている転職エージェントがおすすめ。
ビズリーチは、日本だけでなくアジアの9カ国14箇所に拠点があり、北米やヨーロッパの求人もあります。
年収1,000万円以上の求人が多いため、30代〜40代でハイクラスな求人を探している人におすすめです。
ランスタッドやロバート・ウォルターズは海外拠点の数がとても多いのが特徴です。
特にロバート・ウォルターズはエージェントが全員バイリンガルで日系企業が進出している全ての国に進出しています。
そして、語学力や日本でのキャリア経験がある人に一番おすすめはビズリーチです。
- 求人数が他社よりも多い
- イギリス・ドイツ・アジアの転職に強い
- ハイクラス求人を多く扱っているエージェント会社
海外転職エージェントを選ぶ上で求人数の多さは最も重要な項目の一つ。ビズリーチならもともとハイクラスの求人も多く扱っているので魅力的な求人も探しやすいですね!ビズリーチの公式HPを見る
語学力に不安がある人でも大丈夫な転職エージェント
項目 | マイナビエージェント | REERACOEN |
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求人数※1 | ![]() 205件 | ![]() 493件 |
語学力が必要か? | ![]() 日系企業もあるので 語学力不問の求人もある | ![]() 語学不問の仕事もある |
面談可能エリア | ![]()
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特徴 |
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※1:2020年5月現在
多くの転職エージェントで紹介される求人は語学力が必須です。しかし、マイナビエージェントやREERACOENの求人は語学力不問の求人が多くあります。
マイナビエージェントは海外の拠点はないですが、海外進出をしている日系企業の求人が多いです。
そのため、語学力に自信がなくても求人先の企業からサポートを受けられるケースがあります。
またREERACOENについては現地の言語を学ぶ手当が出る求人も多くあるので、語学力はないけど海外転職をしたい人におすすめの転職エージェントです。
そして、おすすめは求人数が多く、海外にも拠点があるREERACOENです。
なぜなら、日本人常駐スタッフが現地にいるだけでなく、現地の言語を学ぶ手当も出る求人が多くあるから。
ここまでサポートしてくれる求人を探すのは簡単なことではありません。REERACOENの公式HPを見る
海外のスタートアップに携わりたい人向けの転職エージェント
項目 | Spring転職エージェント | ランスタッド |
---|---|---|
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求人数※1 | ![]() 103件 | ![]() 104件 |
スタートアップ企業の取り扱い | ![]() あり | ![]() あり |
面談可能エリア | ![]()
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特徴 |
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※1:2020年5月現在
海外で新規事業の立ち上げなどスタートアップに携わりたい人におすすめの転職エージェントは、以下の2社です。
- Spring転職エージェント
- ランスタッド
スタートアップ求人は、求人自体の数が多くありません。また非公開の求人が多いのも特徴です。
Spring転職エージェントやランスタッドのように、現地の企業とのパイプがある会社を選べば、求人を紹介してくれるチャンスが増えます。
おすすめの転職エージェントはSpring転職エージェントです。なぜならヨーロッパやアメリカなど世界中に多くの拠点があるため、カバーできる範囲が大きいから。
スタートアップの求人は少ないので、なるべく多くのエリアの求人も見たほうが良いでしょう。
地域別おすすめの海外転職エージェント7選
海外転職を考えている人の多くは既に転職したい地域は決まっているけど、どの転職エージェント会社が希望する地域に強いのかわからない方も多いかもしれません。
そこで以下の4つの地域に強い転職エージェントをそれぞれいくつか紹介致します。
- 北米
- ヨーロッパ
- オセアニア
- アジア
現地に強い転職エージェント会社を選べば、現地の情報が得やすいだけでなく求人の数も多くなるため、結果的に良い転職ができる可能性が上がります。
北米の転職に強い転職エージェント4選
項目 | パソナNA | ランスタッド | Spring転職エージェント | QUICK USA |
---|---|---|---|---|
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求人数※1 | ![]() 287件 | ![]() 91件 | ![]() 103件 | ![]() 2,202件 |
語学力が必要か? | ![]() 英語は最低限 必要 | ![]() 英語は最低限必要 | ![]() 日常会話レベルが 必要 | ![]() ほとんどの求人 で必要 |
スタートアップ企業 の取り扱い | ![]() あり | ![]() あり | ![]() あり | ![]() 非公開 |
面談可能エリア | ![]()
| ![]()
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※1:2020年5月現在
北米の転職活動に強い転職エージェントは「パソナNA」「ランスタッド」「Spring転職エージェント」「QUICK USA」の4社。
- アメリカの様々な地域の求人がある
- 大手なのでサポートが丁寧で、帰国後のキャリア支援もある
パソナNAは大手人材会社のパソナが運営しており、アメリカとカナダの主要都市に拠点があります。
特にアメリカはニューヨークやロサンゼルスだけでなくテキサスなど南部の地域にも拠点があるため、アメリカへの転職を考えている場合におすすめです。
- カリフォルニア州の求人が9割
- アメリカの現地情報や転職活動のノウハウが豊富
QUICK USAは、アメリカの中でもカリフォルニア州の求人がとても多いです。
これらの会社と世界的に拠点の数が多い大手転職エージェントを選べば、北米での転職活動の助けになります。
おすすめの転職エージェントはQUICK USAです。
カリフォルニアの求人のみ多いのは欠点と捉えるかもしれませんが、カリフォルニアは治安が良く転職先にぴったりですし、求人の多さは魅力的です。
なお、北米は年々ビザの就労条件が厳しくなっています。好条件な求人が多いですが、就労のしやすさで選ぶなら現地採用よりも日系企業の駐在員がおすすめです。QUICK USAの公式HPを見る
ヨーロッパの転職に強い転職エージェント3選
項目 | JACリクルートメント | ランスタッド | Spring転職エージェント |
---|---|---|---|
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求人数※1 | ![]() 非公開 | ![]() 91件 | ![]() 103件 |
語学力が必要か? | ![]() 英語は最低限必要 | ![]() 英語は最低限必要 | ![]() 日常会話レベルが必要 |
スタートアップ企業 の取り扱い | ![]() 非公開 | ![]() あり | ![]() あり |
面談可能エリア | ![]()
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※1:2020年5月現在
ヨーロッパのおすすめの転職エージェントは「JACリクルートメント」「Spring転職エージェント」「ランスタッド」の3社。
- イギリス・ドイツに拠点がある
- 管理職やエキスパートの転職実績が多い
- 英文履歴書の作成や面接の対策などサポートが丁寧
- 外資系企業や日系企業とのパイプがある
JACリクルートメントは、イギリスやドイツに拠点があるため、それらの国の現地情報を得やすく、外資系企業や日系企業とのパイプもあります。
- 39カ国4,400以上の拠点あり
- 年収1,000万円以上の求人やランスタッドだけの求人もある
ランスタッドは、世界39カ国4,400以上の拠点があるため、現地の情報も得やすいです。
年収1,000万円以上の求人が多いので、より好条件な転職先を探している人におすすめの転職エージェント。
ランスタッドのパイプを活かした求人もあります。
- 世界60カ国5,000以上の拠点あり
- 営業・IT・クリエイター・マーケティングなどの職種に強い
- 20代〜30代の求人が豊富
- 現地の担当者とのSkype面談も可能
Spring転職エージェントは、世界60カ国5,000以上の拠点があります。20代〜30代の求人が多いので、若くして海外で活躍したい人にもおすすめです。
ただし、日本の外資系企業に転職後すぐに海外赴任できる求人は、年間で数件しかありません。すぐに働きたい場合は、現地採用の求人を探しましょう。
このなかで特におすすめの転職エージェントは、Spring転職エージェントです。
ヨーロッパ16カ国にも拠点があるため、ドイツやイギリス以外の国に転職したい場合でも求人を探しやすいです。
特に営業やIT・マーケティング業界などの転職を狙っているのであれば、必ず登録しておきましょう。
ヨーロッパの転職事情について説明すると、ヨーロッパで特に求人が多いのはイギリス・フランス・ドイツの3カ国。
イギリス・フランス・ドイツは拠点を置いている転職エージェントが多いので、情報も得やすく求人も見つかりやすいです。Spring転職エージェントの公式HPを見る
オセアニア地域に強い転職エージェント2選
項目 | Spring転職エージェント | リクルートエージェント |
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求人数※1 | ![]() 103件 | ![]() 416件 |
語学力が必要か? | ![]() 日常会話レベルが 必要 | ![]() 語学不問の求人も 2割ほどある |
スタートアップ企業の取り扱い | ![]() あり | ![]() あり |
面談可能エリア | ![]()
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※1:2020年5月現在
オセアニア地域に強いのは、Spring転職エージェントとリクルートエージェントです。
- オーストラリアに拠点がある
- サポートが丁寧
- 現地の担当者とのSkype面談も可能
Spring転職エージェントは世界中に拠点がありますが、オーストラリアにも拠点があるため、現地の情報を得やすいです。
また面接対策や英文履歴書の添削なども行ってくれるので、安心して転職活動に励ます。
- 国内の求人数や転職実績が多い
- 大手企業の駐在員の募集が豊富
- オーストラリアとニュージーランドの求人を取り扱っている
リクルートエージェントは、国内有数の求人数と転職実績が多い会社で、オーストラリアにある大手企業の駐在員の募集も豊富。
またオーストラリアだけでなく、ニュージーランドの求人も取り扱っています。
ただ、コンサルタントの質にバラつきがあるとも言われているので、相性が悪い担当者に当たった場合は、すぐに別の方に変更しましょう。
このなかでおすすめの転職エージェントはSpring転職エージェントです。
オーストラリアに拠点があることは、現地に拠点がない他の転職エージェントよりも正確な情報を得やすいということ。
また、現地企業とのバイプもあるので、Spring転職エージェントだけの会社もあります。
オセアニア地域の転職事情について補足すると、近年オーストラリアは外国人の就労が厳しくなっています。
就労のためには英語熟練度を測る英語検定の一つであるIELTSが5.0以上の英語力を求められるなど、実績だけでなく英語力も必要です。
アジアの転職に強い転職エージェント5選
項目 | JACリクルートメント | リクルートエージェント | ランスタッド | RFG | REERACOEN |
---|---|---|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
求人数※1 | ![]() 非公開 | ![]() 416件 | ![]() 91件 | ![]() 813件 | ![]() 493件 |
語学力が必要か? | ![]() 英語は最低限必要 | ![]() 語学不問の 求人も2割ほどある | ![]() 英語は最低 限必要 | ![]() 英語は最低限 必要 | ![]() 語学不問の 仕事もある |
スタートアップ企業 の取り扱い | ![]() 非公開 | ![]() あり | ![]() あり | ![]() 非公開 | ![]() あり |
面談可能エリア | ![]()
| ![]()
| ![]()
| ![]()
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※1:2020年5月現在
アジア地域でおすすめの転職エージェントは「JACリクルートメント」「リクルートエージェント」「ランスタッド」「RFG」「REERACOEN」の5社。
「JACリクルートメント」「リクルートエージェント」「ランスタッド」は大手企業なので、丁寧なサポートも受けられます。
またアジア各国にも拠点が多いため、それぞれの国の現地情報を効率的に得られます。
- 現地の情報に精通しているエージェントから日本語でサポートを受けられる
- 語学力不問の求人もある
- タイ・中国・ベトナムなどアジアに特化している
RFGは、リクルートグループの会社でアジアや東南アジアに特化しているエージェント会社。
現地の情報に精通しているエージェントが多数在籍しており、日本語でのサポートを受けられるので安心ですね!
- 東南アジアに特化
- 取引社数1,000社超え
- 10カ国21拠点に日本人スタッフが常駐
REERACOENは、ネオキャリアが運営する東南アジアに特化した転職エージェントです。
特にタイやベトナムの求人が多いので、タイやベトナムへの転職を考えている人におすすめの会社。
REERACOENは10カ国に21箇所の拠点があるだけでなく、日本人スタッフが常駐しているため、現地の情報についてより得やすい会社です。
アジア圏は日本からの距離が近いので、多くの転職エージェントがありますが、おすすめはRFGです。
東南アジアや中国への拠点が多く、求人数も他の転職エージェントより多いので、スムーズに転職活動をしやすいですね!
もちろん、語学力不問の求人もあるので、まだTOEICの資格などを保有していない人でも転職しやすいでしょう。
なお、アジアや東南アジア地域は外国人労働者が多いため、日本人向けの求人も豊富です。
就労ビザの申請も通りやすく物価も安い国もありますが、給料が低い求人もあるので注意しなければなりません。
海外への転職で転職エージェントを利用するべき4つの理由
海外への転職で転職エージェントを利用するべき理由は以下の4つです。
- 転職サイトはトラブルに遭う可能性があるから
- 各種手続きを代行してくれるから
- エージェント会社が現地の情報に精通しているから
- 自分では気づきにくい的確なアドバイスをもらえるから
順番に解説します。
転職サイトはトラブルに遭う可能性があるから
- 現地用の履歴書作成
- 面接の日程交渉
- 条件の交渉
- 雇用契約書のやり取り
- 就労ビザ申請など
- 給与規定の確認
海外への転職をする場合、海外の求人が掲載されている転職サイトで十分では?と思う人もいるかもしれません。
ところが、海外の転職サイトのみを利用するのは危険です。その理由は以下の3つ。
- 全ての手続きを自分で行う必要があるから
- 雇用契約のトラブルなどが起きやすいから
- トラブルの対処を全て自分で行う必要があるから
海外の転職で行わなければならない手続きはとても多く、以下のような手続きを全て英語でやる必要があります。
特に多いのは雇用契約上のトラブルで、最悪のケースでは入社先の会社から訴えられることもあります。
また、無事転職した後もサポートを受けられるわけではないので、次の転職先を探す時も大変です。
各種手続きを代行してくれるから
先に述べたように、海外の転職サイトを利用した場合、一人で全ての手続をやる必要があります。
しかし、転職エージェントを利用すればこれらの手続きを代わりに行ってくれるので、楽です。
万が一トラブルが起きても、転職エージェントが間に入ってくれるので、トラブルの解決で苦労することは少ないでしょう。
そのため、安心して転職活動に励めます。
エージェント会社が現地の情報に精通しているから
- 国内情勢
- 治安や生活環境
- 現地採用を行っている企業の求人情報
転職エージェントの中でも海外に拠点ある場合や海外にスタッフが常駐している場合、現地の情報を得やすいです。
現地に住んでいないとわからないような情報も簡単に知ることができるため、転職後に「現地の生活環境に合わない、どうしよう」ということが少なくなります。
自分では気づきにくい的確なアドバイスをもらえるから
一人で転職活動をしていると、なかなか自分のことについて客観的に見ることは難しいです。
しかし、転職エージェントがいれば自分では気づきにくい的確なアドバイスをもらえることがあります。
なぜなら、転職エージェントの中にはこれまで数千人以上の転職者を見てきたなど経験豊かなエージェントがいるから。
このように、海外の転職活動は国内で転職活動をするのは違い、転職エージェントの存在が不可欠です。
海外向け転職エージェントを効果的に使う3つのコツ
- エージェントによって得意な国が違うので、希望する国に強いか確認する
- 日本にも海外にも拠点がある転職エージェントを利用する
- 複数の転職エージェントに登録する
海外向け転職エージェントならどのサービスも一緒と考えていませんか?実は海外転職エージェントには効果的に使う3つのコツがあります。
海外転職エージェントを利用したほうが良いことはわかったけど、選び方がわからない場合はぜひ参考にしてみてください
エージェント会社によって得意な国が違うので、希望する国に強いか確認する
転職エージェントは、それぞれ得意な国が違います。
例えば北米への転職を狙っているのに、エージェント会社自体が北米に拠点がなく求人も少ないのでは、意味がありません。
そのため、担当者との面談の際には、希望する国に強い会社なのか確認しておきましょう。
日本にも海外にも拠点がある転職エージェントを利用する
海外転職を成功させるためには、現地の情報も手に入れることが重要です。そのためには日本だけでなく、海外にも拠点がある転職エージェントの利用がおすすめ。
海外に拠点があれば、現地の最新情報を入手することができ、転職活動がやりやすくなります。
また転職エージェントによっては、海外の拠点が日本語に対応していない会社もあるので注意が必要です。
複数の転職エージェントに登録する
複数の転職エージェントに登録することは重要です。なぜなら、最初に登録した転職エージェントが必ずしも相性が良いとは限らないから。
エージェントの質が低かったり希望する国の求人が少なかったりすると、転職活動が成功しない可能性があります。
また、複数の転職エージェントに登録することで、そのエージェント会社しか持っていない求人を紹介される可能性があります。
3つぐらいの転職エージェントに登録しておきましょう。
海外就職のために転職エージェントを利用する際の注意点
- 合わないエージェント会社もある
- エージェント登録後は、こまめに連絡を入れる
- すぐに就職したいことを伝えないと、良い求人が回ってこないことがある
- エージェントが合わない場合はすぐに変更してもらう
- エージェントに嘘はつかない
- エージェントが企業に提出する推薦文はチェックする
海外就職のために転職エージェントを利用する際にはいくつかの注意点を解説します。転職エージェントの中には、どうしても相性が悪いサービスも出てきてしまいます。
特に、希望する地域とは別の地域の求人ばかり紹介される場合は、別のエージェントを利用したほうが良いです。
また、転職エージェントの利用する顧客リストは更新順に上から並ぶシステムです。
更新日が近ければリストの上に来やすいため、求人が見つかった場合にエージェントからの連絡が届く可能性が上がります。こまめに連絡を取るようにしましょう。
そしてエージェントとの相性が合わないと感じた場合は、すぐに別のエージェントに変更をします。
エージェントの変更をすることで、良い求人を紹介してもらえたり、あなたの魅力について理解してもらえたりする可能性が高くなります。
このように、転職エージェントを利用の仕方一つで転職の成否が変わることがあるので注意が必要です。
海外への転職についてのQ&A
海外転職エージェントを利用する場合に良くある疑問や悩みについて、Q&A形式で回答します。ぜひ参考にしてみてください。
やっぱり若ければ若いほど転職しやすいの?
これまでの実績や管理職としての経験が豊富であれば、転職はしやすいです。
ただし、30代以上になると、結婚などで家庭を持っていることが多くなるので、現地での生活に馴染んだりするのも大変かもしれません。
語学力はどのぐらい必要?
語学力は企業によって求められるレベルは違います。また、アジア圏の国などは英語ではなく、現地の言語を求められることがあります。
現地で生活することを考えると、日常会話レベルぐらいは身につけておきたいところです。
ただし、日本人の在住者や顧客を相手にする仕事もあるため、語学力不問の企業もあります。
現地採用と駐在員の違いは?
駐在員とは日本企業に採用されて、海外で働くこと。一方、現地の企業に直接採用されて働く場合は現地採用です。
海外駐在員は給与が高いことが多いですが、実績や経験が豊富な人が採用されやすいです。
また、通訳が付くケースもあるので、必ずしも語学力が必要なわけではありません。
一方、現地採用は、実績や経験だけでなく語学力を求められます。またビザの取得条件も国ごとに違うので注意してください。
面接は日本だけでやることはできる?
面接はSkypeなどオンラインで行うケースもあります。
ただ、現地採用の場合は現地での面接を求められる可能性があるので、事前にエージェントに確認しておきましょう。
女性におすすめの国はある?
女性におすすめの国は東南アジアやヨーロッパ・カナダなど。
その理由は、
- 治安が良いから
- 日本人在住者が多いから
- 親日国だから
など。
特にアジア圏の国は物価が安いのでおすすめです。また国によっては日本とは違い、子育て後に働きやすい環境が整えられています。
海外のデザイン系の仕事に強い転職エージェントはどこ?
基本的に求人数が多く世界各国に拠点が多いSpring転職エージェントやランスタッドがおすすめです。
おすすめの海外向け転職エージェントは目的や地域によって違う
- リクルートエージェントのような大手は求人数が多いのでおすすめ
- 語学力・キャリア・目的・地域によっておすすめの転職エージェントは違う
- 海外にも拠点がある転職エージェントなら現地の情報を得やすい
- 複数の転職エージェントへの登録がおすすめ
本記事では、海外の転職エージェントについて解説してきました。基本的に大手の転職エージェントなら求人数が多くサポートも手厚いのでおすすめです。
しかし、あなたの語学力や積んできたキャリアなどによっておすすめの転職エージェントは変わってきます。
そのため、転職エージェントを複数利用することも重要です。