
- 看護師ってつらい。もう辞めたいな…。
- 未経験だけど、企業で働くってムリなのかな?
- できれば、看護師の資格が活かせるほかの仕事も知りたい!
このように悩んではいませんか?看護師の仕事は、人の命を支えることもあるプレッシャーの大きい仕事。
心身に大きな負担がかかり「もう辞めたい…」と、思わずため息をつく日もあると思います。
この記事では「看護師が企業へ転職を決意する理由」「 看護師の資格・経験を活かせる転職先」「 転職を成功させるためのポイント」などをまとめました。
自分らしく仕事ができる職場を見つけたいと考えているのであれば、ぜひ読んでみてくださいね!
目次
他の皆はなぜ?看護師が企業への転職を決意する9つの理由
- 人間関係によるストレスが大きいから
- 他にやりたい仕事があるから
- 夜勤がきついから
- 決まった休みがほしいから
- 体力的な負担から開放されたいから
- 命をあずかるプレッシャーに耐えられないから
- 結婚・出産・介護などライフスタイルの変化から
- キャリアアップが期待できないから
- 大変なわりに収入が増えないから
看護師が企業への転職を決意する理由は、上記のようにいろいろあります。
医療現場で働くスタッフであれば、人間関係のトラブルによりツライ経験をしたことが、一度くらいあるのではないでしょうか。
患者さんやスタッフ同士の人間関係でトラブルがあっても、逃げ場がないのでリフレッシュができなかったです。
一方で、本来の自分を取り戻そうと、看護師から企業への転職を新たな人生として選択する人はいます。
看護師が企業へ転職する2つの選択肢
看護師が企業へ転職する場合「資格」「経験」それぞれを活かせる選択肢があります。
看護師の「資格」を活かせる9つの転職先
- ベンチャー企業で開発モニター
- 医療機器メーカーでフィールドナース
- 教育機関でカウンセリング
- 一般企業の産業看護師
- 治験コーディネーター
- 旅行に同行するツアーナース
- テーマパーク・イベントなどの救護室
- 製薬会社でメディカルナース
- 保険会社で医務査定
看護師の資格を活かせる職業の例は、上記のような転職先です。
企業で正社員として働く職業もあれば、パート・アルバイトのように非常勤で仕事ができる職業もあります。
いずれにしても、努力して取った資格を活かせるので、看護師として新たなキャリアを積める選択ばかり!
看護師の「経験」を活かせる5つの転職先
- 医療系IT企業でエンジニア
- 一般企業で事務職
- 医療機器メーカーの営業
- 医療系スクールの講師
- 医療系ライター
看護師が、経験を活かして企業へ転職する例は、上記の通りです。
私は、実際に企業へ転職したのでわかりましたが、医療現場で働いた経験は、企業で行う業務に活かせます。
看護師の職場は、患者の健康に関わる現場。全体を観察して、必要な仕事を察しながらこなしていく能力が求められます。
さらに医療現場でコミュニケーション能力が磨かれているので、企業に転職した場合、スタッフやクライアントとのやり取りがスムーズに行いやすいんです。
では次で、企業で働く場合のメリット・デメリットをお伝えしていきます!
看護師が企業へ転職するメリット・デメリット
看護師が企業へ転職するメリット・デメリットには、なにがあるのでしょうか?それぞれ解説していきますね。
看護師が企業へ転職するメリット
- 夜勤がないから生活が安定しやすい
- 週末に休めて友だち・家族と時間が合いやすい
- スキルアップにより昇給の期待ができる
- デスクワーク中心で、体への負担が減る
- 患者とゆっくり会話する時間が取れる
- 高い医療技術を求められない
- 人命にかかわるプレッシャーがぐんと減る
- 人間関係がおだやかに変化しやすい
看護師が企業へ転職するデメリット
- 年収が下がるかもしれない
- ビジネスマナーを学ぶ必要がある
- 再復帰がむずかしくなる
- ビジネスとして利益を求められる
看護師が企業へ転職するメリット・デメリットまとめ!
看護師が企業で働く場合の一番のメリットは、心身への負担が軽くなることです。
医療現場では、仕事の手を抜くと患者の健康に影響が出てしまいます。心身が休まる時間はないので、仕事中は気持ちをずっとはりつめていませんか?
ですが企業では、休日や休憩時間を規則的に取りやすいです。おかげで、オンオフの切り替えがぐんとしやすくなりました。
実際に私が企業に転職して一番驚いたのが、人間関係がおだやかなこと。
ただ、看護師が企業に転職する場合に注意が必要なこともあります。くわしくは、次で解説していきますね。
看護師が企業へ転職するときの4つの注意点
看護スキルが落ちることがある
企業へ転職すると、看護師としてのスキルが落ちるかもしれないです。
企業で働く場合、高度な医療技術は求められません。看護師の知識を生かして、従業員の健康を守ったり、なにかの判断をする業務が中心になるからです。
医療現場は、常に新しい治療法や技術が入ってきます。
一度、最新の医療についていけなくなると、今まで積み上げてきた知識・技術だけでは追いつけなくなる恐れがあるんです。
収入が下がる可能性を考える
企業に転職すると、勤務条件によって収入が下がる可能性もあります。
看護師の仕事は、人の健康に関わるプレッシャーにくわえ、夜勤という大きな負担がかかります。
負担が大きいぶんだけ、同年代のほかの職業よりも収入が高めになっているんです。
夜勤がないだけ、収入が下がることは覚悟しておいたほうがいいかもしれません。
転職先がすぐに決まらない覚悟を持つ
看護師が企業に転職する場合、すぐに就職先が決まらないかもしれません。
たとえば産業看護師は、一企業につき数名しか在籍しないことが多いです。タイミングよく希望に近い求人情報が出ていれば、転職先が早く決まるかもしれません。
ですがタイミングを逃すと、なかなか応募したい求人情報が見つからない場合もあります。
想定通りにすすまないケースがある、という覚悟をしておいてくださいね。
フォローし合える同僚が少ない場合がある
転職先の職種によっては、フォローし合える同僚が少ない場合はあります。
さきほどもお話した産業看護師は、ひとつの企業に何人も在籍している職業ではありません。
そのため、病院に勤務していた頃のように、悩みを分かち合える看護師仲間が減ってしまうこともあるのです。
せっかく企業に転職したのに、融通がきかなくてストレスを抱える。そう悩まなくてすむように、転職先の環境を事前にチェックしておきましょう!
では、看護師が企業へ転職する場合、成功させるためのポイントはあるのでしょうか。
次でくわしくお伝えしていきますね。
看護師が企業への転職を成功させる5つのポイント
転職の目的を明確にする
まずは、転職の目的を明確にしましょう!医療現場と企業では、仕事のすすめ方や環境に違いがあります。
医療現場では、ほとんど立ちっぱなしで移動が多かったんです。環境の違いに慣れるまでに、時間がかかりました。
もどかしさを受け入れる覚悟ができた理由は「人間関係でストレスを感じない職場への転職を叶えたんだ!」との想いがあったから。
企業への転職を決意するなら、目的をはっきりさせて、環境の違いを受け入れる覚悟もしてみてくださいね!
自分の強み・弱みを理解する
自分の強み・弱みを理解することは大切です。自分の強みをはっきりさせておくと、面接時にしっかりとアピールできます。
私が転職するときは、面接担当の方に「どうして企業に転職するんですか?」とよく聞かれました。
だんだんと自信がなくなってしまい、なんだか責められているような気持ちになっていたんです。
そこで心が折れない対策として役立ったのが、自分の強みをはっきりさせておくこと。
アピールできるポイントを明確にしておくと、自分に自信が持てます。思いがけず条件交渉のチャンスが来ても、ひるまずに収入アップにつなげられるかもしれませんよ!
転職事情に詳しい人に相談する
医療業界の転職事情に詳しい人に相談することは大切です。転職市場には、世の流れにあった動向があるからです。
転職市場の最新の動向を知ると、企業のニーズに合ったアピールができます。
どんな職種のどんなスキルを持った人材が求められているのか。医療業界のニーズを把握してから、効率的に転職活動を進めていきましょう!
転職のスケジュールを考えておく
転職のスケジュールを考えると、転職活動を効率的に進められます。
おすすめは「3ヵ月までに転職する」というように、期限を決めて転職活動をスタートさせること。
応募や面接時期を逆算して計画できるので、基準が決まり進捗管理もしやすくなります。
そこで目標時期が決まっていると「期限が迫っているから思い切るしかない!」と自分を奮い立たせられます。
決断が必要なときの動機づけにもなるので、期限を決めるスケジュール管理はおすすめですよ!
転職先についての情報を多く集める
転職先の情報は、少しでも多く集めましょう!実際に入職するかどうかを決める、判断材料を増やすためです。
もちろん給料や福利厚生などの待遇は、求人情報に書いてあります。
ですが実際は、職場の雰囲気や正社員研修の詳しい内容などは、求人情報だけではわからないことがほどんどです。
ですが、次で紹介する転職エージェントに調査してもらうこともできると、あとから知ったんです。
もちろん、どちらの方法で調査しても大丈夫です。いずれにしても、判断材料を十分に集めてから転職先を決めてくださいね。
転職エージェントを利用する
先ほど少しお話しましたが、転職エージェントを利用する方法もおすすめです。
担当コンサルタントが相談にのってくれるので、転職活動中に感じる不安を減らせます。
もちろん、親身に相談にのってもらいました!
ですが、求職者が不採用になって落ち込まないようにしたいという配慮からか、積極的に面接をすすめるという印象はなかったです^^
一方、転職エージェントでは、求職者の希望とマッチする職場を提案してもらえる期待ができます。
まったく違う職種にチャレンジするからこそ、後押しをしてくれる存在がいると心強いですよ。
そこで、次でおすすめの転職エージェントをご紹介しますね。
企業に転職したい看護師におすすめの転職エージェント5選
企業に転職したい看護師におすすめの転職エージェントは、上記の5つ。
看護師として一般企業に転職するなら「マイナビ看護師」
看護師として一般企業に転職するなら、転職業界でも大手の企業が運営する「マイナビ看護師」がおすすめです。
マイナビでは、未経験の業界にチャレンジする人を応援するため、複数ジャンルのセミナーを開催。
なかでも「治験業界セミナー」では、治験業界の基礎知識から働き方などを教えてもらえます。
一般企業で治験の仕事にチャレンジしてみたい場合には、おすすめですよ!
\未経験でもセミナー参加でチャレンジしやすい/ マイナビ看護師の公式HPを見る
保健師へ転職するなら「看護のお仕事」
保健師への転職を考えている場合におすすめしたい転職エージェントが「看護のお仕事」。
月間の利用者は25万人にのぼり、多くの看護師から支持されているサービスです。
なにより、しつこい電話勧誘はありません。そして、退職サポートや面接に同行してくれる親身なサービスが評判になっています。
なじみのツールで対応できる手軽さが、初めての転職に挑戦する利用者に人気ですよ。
\LINEでやり取りできる手軽さが人気!/ 看護のお仕事の公式HPを見る
IT企業に転職するなら「マイナビエージェントIT」
IT企業に転職するなら「マイナビエージェントIT」がおすすめです。
IT・Web業界に特化した転職エージェントで、業界の動向など専門の知識が豊富なスタッフがそろっています。
20代~30代を中心にサポートを行っているので、未経験者にも丁寧なアドバイスをしてもらえますよ!
不安が大きい未経験の職種への転職も、安心してチャレンジできますよ。
\20~30代の転職サポートが得意!/ マイナビエージェントITの公式HPを見る
一般企業で事務職に転職するなら「リクルートエージェント」
「リクルートエージェント」は一般企業で事務職に転職したい場合におすすめです。
とくに、自分に自信がないと悩む求職者の強みを引き出すのが得意。ありのままの求職者を受け止め、本人が気がついてない価値を見いだしてくれます。
さらには、求職者がすでに持っている強みを評価してくれる業界についてアドバイス!キャリアアップできる、新たな分野を見つけられるかもしれません。
\自信が持てない求職者の真価を大切にする/ リクルートエージェントの公式HPを見る
医療機器メーカーの営業職に転職するなら「リクナビNEXT」
「リクナビNEXT」は、医療機器メーカーの営業職に転職したい場合におすすめです。
充実した研修制度や、産休・育休の実績がある企業をピックアップするなど、女性の転職を応援。
未経験でもチャレンジできる営業職を、豊富に扱っています。
自分の強みや弱みを客観的に診断できる「グッドポイント診断」など、便利な機能が人気です。
\便利なサービスで求職者の負担を減らす!/ リクナビNEXTの公式HPを見る
看護師が転職エージェントを利用して企業に就職する場合のQ&A
転職活動が同僚にバレない?
個人情報は厳重に扱われるので、秘密が漏れることはありません。
転職活動の他には使われないように、社員教育や管理方法を徹底されています!
未経験への転職は本当にできるの?
未経験でも転職できる求人情報はあります。
さらに、転職エージェントのコンサルタントは、あなたの強みを引き出してマッチする転職先を提案してくれます。
「自分にはムリ」とあきらめる前に、コンサルタントに一度相談してみるのがおすすめですよ!
なにか資格をとってから相談したほうがいい?
資格を取る前に、転職エージェントへ相談してOKです!
資格を取る前に相談すると、自分のスキルを活かす方法が提案してもらえます。
本当にとるべき資格が明確になる場合もあるので、最初に相談しても大丈夫ですよ^^
転職活動はどれくらいの期間がかかるの?
一般的には、3ヵ月から半年かかると言われます。
ですが、希望する職種や転職の時期にもよるので、あくまで参考として考えてくださいね♪
相談したら転職しないといけないの?
相談だけでも大丈夫です!
相談した結果、今は転職すべきでないという結論にいたるケースもあるので、安心してくださいね!
看護師を辞めて企業に勤務するなら転職エージェントを利用してみよう!
- 看護師として一般企業に転職するなら「マイナビ看護師」
- 保健師へ転職するなら「看護のお仕事」
- IT企業に転職するなら「マイナビエージェントIT」
- 一般企業で事務職に転職するなら「リクルートエージェント」
- 医療機器メーカーの営業職に転職するなら「リクナビNEXT」
看護師を辞めて企業に勤務する場合、転職エージェントの活用がおすすめです。
もちろん「ひとりで転職活動をがんばりたい!」というのであれば、自分で計画を立てて転職活動をすすめてみるのもOK!
ただ、私はひとりで転職活動をしましたが、自信が持てず不安で何度もめげそうになったのも事実です。
過去の経験から思うのは、不安を乗り越えるために確かな情報をひとつでも多く集めることが大切だということ。
あなたにとってベストな方法で転職を成功させて、とびきりの笑顔で毎日を過ごせるよう願っています!
看護師が企業に勤務するときにおすすめの転職エージェントをもう一度チェックする!