看護師が転職で失敗する8つの事例&成功確率を限界まで上げる対策まとめ!

「看護師で転職したいけど、なかなか動き出せない…」と悩んでいませんか?

動き出せないのは、転職後の不安が大きいことも理由のひとつだと思います。「失敗したくない」「後悔したくない」と思うと、こんなことが知りたくなるのではないでしょうか。

  • 転職に失敗した人の具体的な話
  • 転職ではどんな失敗が想定されるのか
  • 転職で失敗しないための方法

そこで、この記事では8つの失敗事例から、その原因対策をお伝えします。原因と対策が具体的にわかれば、転職に向けて前向きに動きはじめられるかもしれません。

ぜひ参考にしてみください。

看護師が転職で失敗する8つの事例とその対策!

看護師の転職にある8つの失敗事例とその原因対策をご紹介します。

看護師転職の失敗事例1:入職前に聞いていた勤務条件と違っていて後悔

Nさんの転職失敗:残業はほぼ無いと聞いていたのに…

急性期病院に勤めていましたが、毎日残業が当たり前の状況が嫌で転職を決意しました。

「残業ほぼ無し」と記載された求人情報を見つけ、さっそく応募。面接でも「日勤は9:00~17:00で残業はほぼ無い」とのことだったので安心して、今の病院へ転職を決めました。

しかし、実際に働いてみると時間内には到底終わらない業務量。18:00前に勤務が終わることはまずありません。しかも、当番の日は朝8時前には出勤します。

入る前に聞いていた話と全然違っていて、この職場を選んでしまったことを後悔しています。

原因:労働契約前の勤務条件の確認が不十分だったため

Nさんの転職失敗の原因は、求人情報のと面接での口約束を鵜呑みにしてしまったため。労働契約を結ぶ前の最終確認が不十分だったといえます。

対策:労働条件通知書を入念にチェックする

「転職前と話が違う」という事態を避けるためには、労働契約を結ぶ前に労働条件通知書を入念にチェックすることが重要です。

労働条件通知書とは…
雇用主が労働者に労働条件を通知する書類で、労働基準法で定められた必須通知です。内定が決まったら、多くの場合メールか郵送で通知されます。

内容は下記のような細かい労働条件が記載されています。

  • 給与・昇給
  • 勤務時間
  • 休日
  • 残業の有無
  • 労働契約期間
    など

労働条件通知書内で気になる点があれば、労働契約を結ぶ前に確認しておくようにします。

ただ、施設によっては、口頭だけで伝えたり入職日まで通知しなかったりする場合も…。その場合は入職日前までに「労働条件の詳細を確認したい」と問い合せることをおすすめします。

igarashi
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問い合せる勇気が無い…という場合は、転職エージェントに代行してもらうのも良いかもしれません

今回のNさんの場合、求人情報や面接では「残業はほぼ無し」と聞いていました。しかし、労働条件通知書には「残業有・1ヵ月45時間以内」などと記載されていた可能性が高いです。

事前に気付いて内定先に問い合せていたら、入職を断る選択肢もあったかもしれません。

看護師転職の失敗事例2:職場の雰囲気・看護体制が合わなくて後悔

Uさんの転職失敗:日勤のみで働ける職場へ転職♪しかし、実際に働いてみると…愕然

夜勤で体調を崩してしまったため、日勤のみで働ける職場へ転職しました。

勤務初日、ずさんな看護体制にショックを受けました。「感染・衛星管理が甘い」「患者さんへの対応が雑」「看護師同士の声かけが無い」など…

前職ではありえない状況です。

きっちり定時で帰れるのはありがたいですが、それ以上に看護体制や雰囲気の悪さに対するストレスの方が大きいです。

事前にわかっていれば絶対にここには転職しなかったと思います。

原因:給与や勤務条件だけで転職先を決めてしまった

Uさんの転職失敗の原因は、給与や勤務条件だけで転職先を決めてしまったため。看護体制や職場の雰囲気など、事前調査が足りなかったと思われます。

対策:事前に病院・施設の見学をする

転職先を決める際はできるだけ、事前に病院・施設を見学することをおすすめします。

働いている看護師の様子や環境などは、求人情報だけではわかりません。どんなに好条件でも、働く環境が合わなかったときのストレスは深刻です。

igarashi
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でも、見学に行ったところで見るポイントがわからないかも…

ということで、見学に行った際に見るポイントもお伝えします。

【看護師のチェックポイント】

  • みだしなみ(だらしない環境ではないか)
  • 年齢層(年代が偏っていないか)
  • 会話の雰囲気(人間関係は良好そうか)
  • 表情(暗い表情をしていないか)
  • 見学者への反応(新人を快く受け入れてくれる環境か)
  • せわしなさ(人手は充分に足りているか)

【設備・体制のチェックポイント】

  • 設備(電子カルテや電動ベッドなどを導入しているか)
  • 衛星・感染管理体制(器具の管理状態や院内のにおいなど)
  • 業務導線(廊下の広さや病室からの移動のしやすさなど)
igarashi
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見学を申し出るのが苦手と感じるなら、転職エージェントを利用してみるのもおすすめ。見学の申し出や日程調整を代行してもらえます

看護師転職の失敗事例3:入職後にもっと良い条件の求人があったことを知り後悔

Aさんの転職失敗:通勤時間が苦痛で、家から近い病院へ転職しましたが…

慢性期病棟に勤務していましたが、家から病院までが遠く通勤時間が苦痛で「もっと近くの病院だったら自分の時間を増やせるのに…」と転職を決意。

探し始めてすぐ今より家から近い慢性期病棟の求人を見つけました。早く転職したかったこともあり、即応募。すんなり採用が決まりました。

しかし、働き始めると人手が足りていないのか、前職よりも忙しく残業が多くなりました

通勤時間は短くなりましたが、勤務時間が伸びたことで自分の時間が足りない現状は変わってません

もっと良い転職先があったのではないか…?」と求人サイトを開くと、もっと近所に今の職場より条件が良さそうな募集をいくつか見つけてしまいました…。

焦って今の転職先に決めたことをすごく後悔しています。

原因:最初に見つけた求人だけで決めてしまったこと

Aさんの転職失敗の原因は、最初に見つけた求人だけで早々に決めてしまったことにあります。転職を急ぐあまり他の求人もチェックすることを怠ってしまいました

対策:複数の求人を比較する

転職先を探す際は、複数の求人を比較・分析することが重要です

良い求人を見つけても、即決はおすすめしません。焦って衝動的に決めてしまうと、Aさんのような後悔につながる可能性があるためです。

下記のように条件面を細かく比較しながら自分にとって最良な求人を見極めます

  • 勤務時間は同じだけど、さらに給与が良い
  • 同じ待遇だけど、より家から近い
  • ほぼすべて同じ条件だけど、より施設が新しい

また、条件面である程度絞れたら、職場の雰囲気や評判も気にしたいところ。見学に行ったり口コミを調べたりして比較するのがおすすです。

焦る気持ちを抑え、比較する手間を惜しまないことが転職成功につながります。

看護師転職の失敗事例4:前の職場の方が良かったと後悔

Rさんの転職失敗:転職する同期たちを見て転職を決意しましたが…

新卒3年目が終わるころ、転職する同期が増え始め「私もこのままで良いのかな…?」と焦るようになりました。

とりあえず求人を探してみると、今の職場より待遇や勤務条件が良いのがいくつかあったので、本気で転職を考えてみることに。

病院以外の施設も経験しておいた方がよいかと思い、介護養老型医療施設への転職を決めました。

転職して3ヵ月が経ちますが、今だに人間関係に馴染めず毎日「前の職場に戻りたい」と思いながら働いています。業務のことで悩んでいても相談できる相手がいません…。

前職の方が忙しさはありましたが、和気あいあいとした居心地の良い職場でした。前の職場がいかに恵まれた環境だったかを痛感し、後悔する毎日です。

原因:転職理由や希望条件があいまいだったため

Rさんの転職失敗の原因は、転職理由があいまいだったためです。

  • 同期が転職してるから
  • 求人の待遇や勤務条件が良かったから
  • 病院以外の施設も経験しておいた方が良いと思ったから

どれも「なんとなく」「行き当たりばったり」な感じがしませんか?このぼんやりした転職理由が後悔の原因です。

対策:転職理由を明確にする

転職するときは「なぜ転職したいのか」を明確にすることが重要です。

明確な理由が言えなければ「本当に転職をすべきか」を改めて考え直すことをおすすめします。特に、職場に大きな不満が無い場合は慎重に考えなくてはいけません。

不満のない看護師の職場は貴重です。

特に強い理由もなく転職すると、Rさんのように「前職の方が良かった」と後悔してしまうかもしれません。

「○○の看護スキルを身に付けたい!」「結婚するから夜勤はもうしない」など、明確な転職理由が言えるようになってから、転職に向けて動くことをおすすめします。

看護師転職の失敗事例5:業務内容のレベルが高くて自信喪失… 後悔

Sさんの転職失敗:バリバリ働きたくて国立病院に転職してみたら…

忙しい病院でバリバリ働く友人を見て「私もこんな風に働きたい」と思い、たくさんの患者さんを受け入れるている国立病院に転職しました。

働いて3ヵ月、自分の仕事の出来なさに自己嫌悪に感じる毎日です。

前職では仕事ができる方だと思っていました。しかし、今の職場では業務レベルについていけず、ミスも多く迷惑をかけっぱなしです。

周囲の人から「仕事ができない人」と陰口を叩かれているのでは…と想像し、何をするのも恐くなってしまいました

私は看護師に向いていないんだ…と毎日涙が出ます。

原因:自分のスキル・レベルを高く見積もってしまった

Sさんの転職失敗の原因は、自分のスキル・レベルを高く見積もってしまったこと。

 

自分の能力を客観的に把握できていなかったことが、転職後の苦労につながっています。

対策:自分のスキル・レベルを客観的に把握する

Sさんのように「転職後に自信喪失」の事態を防ぐには、自分の能力に見合った職場を選択しなくてはいけません。

そのためには、自分のスキル・レベルを客観的に把握しておくことが必要です。

客観的な把握とは「できること・できないこと」をきっちり分別すること。さらに「できること」はどのレベルまでできるのかを細かく把握します。

Sさんの「私はできる方だと思う」は主観的であいまいな把握です。

面接などでスキルについて問われた際「やったことがある」程度のレベルの業務でも「できる」と答えてしまう危険性があります。

客観的な把握は、1人でするより人に聞いてもらいながら行うことをおすすめします。

1人だと分別が甘くなったり、忙しさからつい怠ってしまうことが多いため。相談できる相手が思い浮かばなければ、転職エージェントに相談してみるのもおすすめです。

igarashi
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多くの転職者を見てきた転職エージェントなら、的確な視点でスキル・レベルを分析してもらえます。

看護師転職の失敗事例6:いろいろな病院に転職したが長く続かず…後悔

Eさんの転職失敗:3度の転職であらゆる病院で働いてきたが続かない…

急性期病棟→外来→慢性期病棟→回復期リハビリテーション病院と3度転職をしてきました。

どの病院も職場環境が悪いわけではありませんでしたが、私自身が「なんかしっくり合わない…」と感じ転職してきました。

今の職場に来て1年以上が経ちましたが、また同じ気持ちに駆られています。

「私はどこへ行っても続かない人間なんだ…」と、もう看護師自体を辞めてしまおうかと悩んでいます。

原因:病院で働くことが合っていない可能性がある

Eさんがこれまで働いてきた職場はすべて病院。どの病院でも長く続かない原因は、病院で働くことが合っていないからかもしれません。

対策:医療施設以外の選択肢も考えてみる

Eさんのように、医療施設で転職をくり返しても毎回続かないなら、選択肢を広げてみることをおすすめします。

看護資格を活かせる職場は医療施設以外にもたくさんあります。視野を広げてみると自分に合っている環境が見つかるかもしれません。

医療施設以外で看護師の仕事

  • 企業の産業保健師
  • 訪問看護ステーション
  • 健診センター
  • 介護施設
  • 学校の保健室の看護師
  • 治験メーカー
  • 医療機器メーカー
  • 添乗員看護師

看護師転職の失敗事例7:本来の転職目的を見失い後悔

Hさんの転職失敗:夜勤の無い職場を求めて転職したのに…

不規則な生活がつらく、夜勤のない職場を求めて転職活動を開始。求人を見ていくうちに「給与もできるだけ多くもらいたい」「休日もできれば多い方が良い」「車通勤できた方がありがたいかも」など条件が増えていきました

今の転職先に決めたのは「給与が良い」「車通勤OK」だったためです。

結局、最初の転職目的だった「夜勤なし」の条件は諦めました。でも、働いてみるとやっぱり夜勤が嫌で転職前と同じ状況に戻ってしまいました

「私、なんのために転職したんだろう…」と後悔でいっぱいです。

原因:希望条件を整理しなかったため

Hさんの転職失敗の原因は、求人を探し始める前に希望条件を整理しなかったためです。求人を見ていくうちに希望条件が増え、本来の転職目的を見失ってしまいました

対策:希望条件を明確にし優先順位を付ける

求人を探し始める前の準備が、本来の転職目的を見失わないコツです。その準備は2つあります。

  1. 希望条件を明確にする
  2. 優先順位を付ける

①まず下記のように希望条件を明確にします。

  • 給与〇万円以上
  • 休日は月〇日以上
  • 夜勤なし
  • 通勤時間は〇分以内
  • 残業なし
  • 車通勤OK

②次に、明確な希望条件に優先順位を付けます。順位をつけると「絶対に譲れない必須条件」「重要性の低い条件」がハッキリし、本来の目的から大きくブレることはありません。

【例】希望条件の優先順位
1位夜勤なし
2位給与〇万円以上
3位休日は月〇日以上
4位通勤時間は〇分以内
5位車通勤OK

看護師転職の失敗事例8:ベテランナースからパワハラを受け後悔

Oさんの転職失敗:スキルアップのため未経験の分野へ転職しましたが…

消化器科病棟で5年働き、透析の専門的なスキルを身に付けたくて透析センターがある病院へ転職しました。

しかし、入って3カ月足らずで退職してしまいました…。

理由は、人間関係です。長年その病院に勤めているいわゆる「お局看護師」からパワハラの標的にされてしまいました。

最初は「言い方がキツイ人なのかな?」と思っていましたが、明らかに私にだけキツイ態度をとってきます。「未経験の私が気にくわないのかな…」と思い、必死に仕事を覚えようとしました。

が、状況は変わらず、職場に行くのが憂鬱になってしまいました…。

そんな私を気にかけてくれた先輩ナースが「あの人のせいで新しく入った人は、みんな辞めてしまうのよ…」と話してくれました。

「私が原因では無いんだ…」と安心しましたが、パワハラに耐えるのはムリだと感じ、早々に退職しました。

原因:「新人が続かない病院」の事実を知らなかった

Oさんには落ち度は一切ありません。しかし、このような理不尽なことがあるのも事実です。

 

もし「新人が続かない職場」と事前に察知できていれば今回の失敗は回避できた可能性があります。

対策:口コミ、募集頻度、転職エージェント情報から悪い人間関係を事前に察知する

人間関係が良くない職場を事前に見極めるのは難しいです。しかし、下記3つの情報源から察知できる可能性があります。

1.看護師の口コミサイト、掲示板、SNSをチェックする

気になる求人を見つけたら「看護師の口コミサイト」「掲示板」「SNS」で、実際に働いてる人の評判をチェックすることをおすすします。

igarashi
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ただ、口コミは偏った意見も多いです。すべてを鵜呑みにせず参考程度に捉える意識が必要です。

2.求人募集をよく目にする病院・施設は要注意

求人情報を頻繁に出している病院・施設は要注意です。職場環境が整っておらず、入っても続かない職場の可能性があります。

3.転職エージェントを利用する

転職エージェントは、病院・施設ごとの定着率・離職率を把握しています。この2つのデータから、良い職場環境かを予測することも可能です。

また、実際に転職・応募した人からの情報もあるので、よりリアルで信頼できる評判が聞けます。

看護師転職の失敗事例とその原因・対策まとめ!

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失敗事例 原因 対策
①入職前に聞いていた
勤務条件と違っていて後悔
労働契約前の勤務条件の確認が
不十分だったため
労働条件通知書を
入念にチェックする
②職場の雰囲気・看護体制が
合わなくて後悔
給与や勤務条件だけで
転職先を決めてしまった
事前に病院・施設の見学をする
③入職後にもっと良い条件の求人が
あったことを知り後悔
最初に見つけた求人だけで
決めてしまったこと
複数の求人を比較する
④前の職場の方が良かったと後悔 転職理由や希望条件が
あいまいだったため
転職理由を明確にする
⑤業務内容のレベルが高くて
自信喪失… 後悔
自分のスキル・レベルを
高く見積もってしまった
自分のスキル・レベルを
客観的に把握する
⑥いろいろな病院に転職したが
長く続かず…後悔
病院で働くことが
合っていない可能性がある
医療施設以外の選択肢も
考えてみる
⑦本来の転職目的を見失い後悔 希望条件を整理しなかったため 希望条件を明確にし
優先順位を付ける
⑧ベテランナースから
パワハラを受け後悔
「新人が続かない病院」の
事実を知らなかった
口コミ、募集頻度、
転職エージェント情報から
悪い人間関係を事前に察知する

転職前の事前対策に、ぜひ参考にしてみてください。

スッキリ転職するために!失敗しない退職5つののコツ

転職成功には円満に退職することも重要です。ここでは、退職で失敗しないためのコツを5つ詳しくご解説していきます。

看護学校時代の奨学金の規約をチェックする

看護奨学金制度とは

病院が看護学生に対しお金を貸す奨学金制度。

看護資格取得後、病院に奨学金を負担してもらった分お礼奉公」として、その病院に勤務。病院が定める期間勤務すれば、返済は全額免除されます。

もし、お礼奉公中の場合、病院によっては下記のような規約があるので、注意しなくてはいけません。

【例】お礼奉公についての規約
  • 看護資格取得後は、その病院で〇年間働くこと
  • お礼奉公中に退職する場合は奨学金を即時返還すること
  • お礼奉公中に退職した場合、違約金が発生する

お礼奉公期間、返還額、違約金の有無などの規約は病院によって異なります。

退職は1ヵ月前までに早めに伝える

退職の申し出は、1ヵ月前までには伝えることをおすすめします。

労働基準法で定められている規約では、退職の申し出は2週間前までに伝えればOKです。しかし、実際は2週間前では遅すぎるといえます。

病院・施設側に下記のような迷惑をかけてしまうためです。

  • 新しい人を採用する時間が足りない
  • 引継ぎ業務が慌ただしくなる
  • 最悪、引継ぎを完了できない恐れもある

円満退職のポイントは、施設側や後任ナースにできるだけ迷惑をかけないこと。そのためにも、1ヵ月前には退職の申し出しておくことをおすすめします。

病院によっては、就業規則で「3ヵ月前」「半年前」と定められている場合もあります。就業規則に法的な効力はありません。

しかし、守らないことで揉める可能性が高いです。

後味悪い退職にしないためにも、できるだけ就業規則に沿うことをおすすめします。

直属の上司に退職意志を伝える

退職意志を伝える相手は、直属の上司です。

看護師の場合、施設の規模にもよりますが、基本的には看護師長に伝えます。理事長や院長ではありません。

もし、看護師人数の少ないクリニックや介護施設の場合、院長や施設長に直接伝えます。

上司に伝える前は、同僚などに退職意志を漏らさない方が無難です。

正式に伝える前に、噂で上司の耳に入ってしまうと「私聞いてないんだけど!!」と悪い印象を与えかねません

リスクを負わないためにも、正式に伝えるまでは周囲に黙っておくことをおすすめします。

退職までに引継ぎをきっちり完了させる

退職までに引継ぎ業務はきっちり完了させます。

引継ぎ業務のポイントは、後任ナースになるべく負担をかけないこと。後任ナースは、多忙な看護業務にプラスで引継ぎ業務を行わなくてはなりません。

期間に余裕を持って、退職後に後任ナースが困らないよう丁寧な引継ぎを心がけます。

後任ナースの負担を軽減させる工夫例
  • 後任ナースのスケジュール把握
  • 引継ぎスケジュールを立てる
  • 業務内容のリストアップ
  • マニュアルの作成

転職エージェントに相談する

  • 「退職を伝える勇気が出ない」
  • 「引き止められたら断る自信がない」
  • 「揉めそう…」

など、もし円満な退職に自信が無ければ、転職エージェントに相談するのもおすすめです。転職エージェントは、転職先の紹介だけではなく退職サポートも行っています

退職への不安を共有したり、退職の時期や伝え方なども一緒に考えてくれるので心強い存在です。

看護師の転職失敗を回避するのは情報収集・分析・確認!

転職に失敗しないための対策
  1. 労働条件通知書を入念にチェックする
  2. 病院・施設を事前に見学をする
  3. 複数の求人を比較する
  4. 転職理由を明確にする
  5. 自分のスキル・レベルを客観的に把握する
  6. 医療施設以外の選択肢も考えてみる
  7. 希望条件を明確にし優先順位を付ける
  8. 募集頻度口コミ転職エージェント情報から悪い人間関係を事前に察知する

転職失敗を防ぐためのポイントは、事前の情報収集・分析・確認を怠らないことです。この手間を惜しまないことが、転職の成功確率をグンと上げてくれます。

しかし、仕事が忙しいとなかなか手を付けられないものです。

また、何からどう始めて良いかわからず、考えるのが面倒になってしまうことも…。1人で考えようとすると、結局やらずに終わってしまうことも多いです。

そこでおすすめなのは、人に相談すること。

特に転職エージェントは、忙しい人には最適です。情報収集・分析・確認を代行してくれるので、手間が一気に軽減します。

転職に向けてなかなか動き出せないのであれば、まず転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか?