
転職において、自己PRを伝えることは必須事項といえます。自分を転職希望先に知ってもらうチャンスなので、最大限に自分の魅力・価値を伝える必要があります。
さらにただ伝えるだけではなく、人事担当者や面接官の心を動かし、一緒に働きたいと思ってもらうことも非常に重要です。
とはいえ、
- そもそも自己PRの伝え方がわからないっ…
- どう伝えれば面接官に刺さるんだろう…
- 参考にできる例文を知りたい
といった悩みや疑問点もあるのではないでしょうか。
そこで、より伝わりやすく転職成功に近づける自己PRを準備する方法と、状況・職種ごとの例文を用意しました!
目次
自己紹介で終わらせない!転職成功率を上げる自己PRの準備4ステップ!
- 自己紹介と自己PRの違いを明確にする
- 転職希望先の業務を理解する
- 自分のこれまでの経験や実績、スキルから強みを洗い出す
- 自分の強みを転職先の業種や業務にどう活かせるかを考える
自己PRは、転職の際にいかに自分を知ってもらえるのかの重要なポイントです。そのため、効果的な自己PRを作るための準備4ステップをお伝えしていきますね。
自己紹介と自己PRの違いを明確にする
まず、自己紹介と自己PRの違いを明確にしておくことが重要です。
それに対して自己PRは、自分の強みや自分が会社にどう貢献できるのかを伝えて売り込むものです。
そのため、ここが混同してしまうと自己紹介と自己PRで似たような内容を話してしまいかねません。
その結果、自分の魅力を十分に伝えられず、採用の可能性が下がっしまうことがあるんです。
自己紹介は学歴や職歴のように「過去」を伝えるもの、自己PRはいま何をしていて、今後どう貢献できるのかという「現在~未来」を伝えるものだととらえるとわかりやすくなります。
転職希望先の業務を理解する
前述したとおり、自己PRは転職希望先に自分がどう貢献できるのかを伝える必要があります。
ということは、まず転職希望先がどのような業務をおこなっているのかを理解しなければいけません。
いかに自分の強みを活かせるのかを伝えるためにも、知った気にならず、徹底的にリサーチするのがおすすめです。
自分のこれまでの経験や実績、スキルから強みを見つける
自己PRをうまく伝えるには、まず自分のこれまでの経験や実績、スキルから自分の強みが何かを見つけ出す必要があります。
たとえば販売職なら「接客やコミュニケーション能力に自信があり、一月の売り上げ額〇十万円を達成した」のように、強みに加え、根拠となるエピソードを伝えられるといいですね。
スポーツが得意であれば、集中力や協調性、リーダーシップなど、エピソードと共にまとめておくと伝えやすくなります。
「強み」+「その根拠となるエピソード」が自己PRを組み立てる際に重要なポイントです。
自分の強みを転職先の業種や業務にどう活かせるかを考える
自分のスキルを見つけたら、もっとも大事なのはその自分の強みをどう転職先で活かせるのかということです。
アピールすることがどういった内容でも、転職先の業種や業務に関係のないことでは人事担当者や面接官には刺さりません。
その中から転職先にもっとも適した強みを伝えるのと効果的ですね。
「〇〇の実績があるため自分は△△に自信がある、だから御社の売り上げ向上に貢献できる」など、具体例を添えられるのが理想的です。
【例文アリ】転職を成功に導く履歴書・職務経歴書の自己PRの書き方3つのポイント!
- 文字数を意識して簡潔にまとめて書く
- 伝える強みは1~2つまでに絞る
- 根拠となるエピソードを添える
それでは、履歴書や職務経歴書に自己PRを書く場合は、どのようなことを意識すればいいのでしょうか。上記3つのポイントを具体的にお伝えしますね。
文字数を意識して簡潔にまとめて書く
まず履歴書や職務経歴書は、必要以上に長く書かず簡潔にまとめて書くことが重要です。
口頭で伝える面接と違い、履歴書や職務経歴書には書ける文字数に限りがあります。また、人事担当者も、忙しいときは何通もの応募書類に目を通すこともあります。
そのため、要点だけを簡潔にまとめて書くのがおすすめです。
伝える強みは1~2つまでに絞る
自己PRで伝える自分の強みは、たくさんある必要はありません。
前述したように文字数の問題もありますし、あれもこれも書いては何がいいたいのかわかりづらくなる可能性もあります。
これも伝えたい自分の強みに優先順位をつけておくとスムーズですね。
【例文アリ】根拠となるエピソードを添える
簡潔にまとめつつしっかり伝える方法の一つとして、必ず根拠と具体例を添えるということが挙げられます。
これは準備のところでもお伝えしたことですが、自己PRをするうえで「〇〇には自信があります」だけでは内容が薄く、伝わりづらいです。
そのためなぜ自信があるのか、そしてそれを示すエピソードも合わせて伝えると効果的です。
根拠と具体的なエピソードであれば必要以上に長くなることもなく、まとめやすいのでおすすめです。
また、転職で使える履歴書の書き方は以下の記事でも詳しくお伝えしています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

転職希望先の面接官に刺さる自己PRの伝え方3つのポイント!
- 履歴書以上に転職希望先に対する自分の有用さを伝える
- 結論、根拠となるエピソードの順番で話す
- 強みを活かして今後どうしたいのか意欲を伝える
今度は面接の際に面接官に刺さりやすくなる上記3つのポイントについて詳しくお話していきます。
履歴書と重なる部分もありますが、面接では人柄も合わせて見られます。履歴書の内容をさらに深掘りし、ハキハキと話すように意識するのがおすすめです。
履歴書以上に転職希望先に対する自分の有用さを伝える
まずは転職先がどんな人材を求めているのかを把握し、そこに自分を当てはめる必要があります。
繰り返しになりますが、自己PRで大事なことは転職先側に一緒に働きたいと思ってもらうことです。
そのため、履歴書で書いた内容以上に自分の有用性を伝える必要があるんですね。
ただ、面接では緊張してうまく話せなくなることもあると思います。
そこで、どうすればうまく伝えられるのかを次にお伝えしますね。
結論、根拠となるエピソードの順番で話す
おすすめな伝え方としては「結論→その根拠となるエピソード」と話す順番を決めておくことです。順番を決めておくと、緊張していてもスムーズに伝えやすくなります。
まずは自分どういったところに強みを持っているのかの結論を伝えます。そして次にその根拠となる具体的なエピソードを話すようにするということですね。
無理にこの順番である必要はないのですが、先に強みを伝えることで、面接官をグッと引き込める可能性もあります。
強みを活かして今後どうしたいのか意欲を伝える
過去の経験から自分の有用性をアピールしたところで、その経験や強みを活かしてどんなことに挑戦したいのかも伝えるのも効果的です。
- どんな強みがあり
- その会社でどう活かすことができ
- その強みで自分がどんなことをしていきたいのか
上記3つはできるだけ明確にしておくといいですね。
あなたはどれが当てはまる?状況別自己PRの例文8選!
ここからは上記の状況別による自己PRの例文をまとめています。ただ、状況が変わっても「自分の強みを活かしてどう貢献できるのか伝える」本質的な部分に変わりはありません。
あくまで一つの例ですので、自分の状況を理解したうえでどすれば伝わるか、自分なりにアレンジしてみるのがおすすめです。
※面接を想定して「御社」と記載していますが、面接のような口頭では「御社」履歴書のような書面では「貴社」を用いるのが一般的です。
1.第二新卒で転職する場合の自己PR例文
私の強みは分析・検証能力と目標達成意欲です。以前(現在)の会社に入社後、営業部へ配属となり、研修期間を経て企画の提案や取引先への商品導入などを担当してきました。
配属当初は結果が出せない時期もあり売り上げが伸びずにいました。
ですがそこから仮説を立てて検証したり、上司の教えをもとに試行錯誤することでひと月の売り上げを〇%アップさせることができました。
そのような経験から分析や検証を重ね、状況を改善する能力や目標を設定して達成する充実さを学びました。
また、入社してから3ヶ月間の研修期間は、電話対応やメールの作成なども学んだため、最低限のビジネスマナーも心得ております。
今後はこれまでの経験をもとに、御社の事業の発展や売り上げ向上に貢献したいと考えています。よろしくお願いいたします。
まず第二新卒は新卒から間もない若さが売りの一つです。
社内に新たな風を吹き込んでくれるという期待感を与えるためにも、フレッシュ感を意識してハキハキ話すように心がけてるのがポイントです。
また、新卒と比べて社会経験を積んでいることから、ビジネスマナーなどはすでに学んでおり、教育コストがかからないということも伝えてみましょう。
それでいて即戦力となりそうな実績もアピールできるとより効果的ですね。
2.未経験・異業種へ転職する場合の自己PR例文
私は以前の職場で培ったコミュニケーション能力や需要のニーズを把握することには自信があります。
前職の営業という職務をこなしていくなかで、自社の製品の魅力を伝え、購入していただいたうえで喜びの声を聞くことにやりがいを感じていました。
そういった業務を経験していくうちに、直接的に店舗で顧客と関われる販売職へ魅力を感じるようになりました。
販売職自体の経験はありませんが、需要を意識しつつ顧客のライフスタイルに合わせた商品を提案していくという点では、前職の経験が最大限に活かせるのではないかと考えています。
これまでの経験を踏まえ、販促だけでなく、リピート率の向上や新規顧客増加にも貢献できるように取り組みたいと思います。
未経験または異業種への転職の場合、なぜその職種に興味を持ったのかを明確に伝える必要があります。
そして前職の経験から活かせるものがないかを考えてみましょう。
そしてその職種の業務を理解し、入社したら今後どんなことに挑戦したいかのような意欲も伝えるのもポイントです。
3.同業種でもキャリアアップを求めて転職する場合の自己PR例文
私は店長というポジションを経て、データの分析を繰り返して利益を向上させたことで自信がつきました。
前職の現場ではスタッフ同士の一体感を重視し、店舗の雰囲気づくりやスタッフの指導に注力しているうちに、店長職を任せていただきました。
さらに時間帯ごとの入客率や曜日ごとの売り上げデータを収集して分析し、利益を〇%向上させられました。
そして現場での経験を積む中で、さらに集客を増やすためにマーケティングに興味を持つようになりました。
そこで御社が打ち出すイベントや広告に魅力を感じ、前職での販売経験を最大限に活かして貢献できるのではないかと考えています。
今はまだ独学で学んでいる程度ですが、今度はマーケティングを通じて会社全体を俯瞰で見ながら利益の向上に貢献できればと考えています。
ただ出世したいだけであれば、転職せずともできる可能性はあります。
そのため、キャリアアップを目的に転職するのであれば、なぜ転職が必要なのかを伝える必要がありますね。
また、前職の経験を具体的に伝え、どれだけ自分が会社の利益向上につながるかを知ってもらうのもポイントです。
4.外資系企業へ転職する場合の自己PR例文
私は海外留学の経験もあり、幅広い視野でのマーケティングが可能です。前職は国内企業のアパレルブランドでマーケティングを中心に担当していました。
認知度や集客率を向上させるために様々な施策を繰り返し、店舗全体の売上が過去最高額〇〇円超えを達成できました。
そして社内のMVPとして表彰された実績もあります。
さまざまな顧客をターゲットに分析していく中で、海外層にも目を向けるようになりました。
もともと語学は得意で、学生時代にアメリカへの留学経験もあります。
そのため、御社のようにグローバルな視点をもって運営する企業で、これまでの経験を活かして貢献したいと考えるようになりました。
国籍問わず御社の商品の魅力を伝えられるように取り組んでいきたいと思っています。よろしくお願いいたします。
外資系企業では、海外へ向けた視点を持てるかどうかも重要です。
そのため、自分が海外向けにビジネスを展開できる人間であることを伝える必要があります。
ただ、語学に関しては必須でない場合もあるため、必ずしも外国語を話せる必要はありません。
ただ、話せた方が多少は有利になることも多いので「現在勉強している」など、学ぶ意欲は示せるのが理想です。
5.ブランクが長い場合の自己PR例文
前職ではアパレルブランドの販売職として現場で勤務していました。ただ、一時期身体を壊してしまい、業務を離れざるをえない状況となりました。
ブランクはありますが、仕事から離れ改めてこの商品を販売して顧客に喜んでいただく業務の魅力を再確認しました。
ですがまた体調を崩してしまっては職場にも迷惑をかけてしまうことにもなります。そのためブランク期間を利用し、広告のデザインなどのPCスキルを学びました。
前職の販売スキルと、PCスキルを組み合わせ、御社にて広告やPOPの作成などを通して集客率・利益率の向上に貢献したいとかんがえています。
まずはなぜブランクがあったのかを正直に伝えたほうがいいですね。
ただ、ネガティブな理由だとしても、その結果何を得たのか、最終的にはポジティブな内容に置き換えて伝えるのが重要です。
そしてブランク期間に何を学び、それをどう役立てていけるのかをしっかりアピールしていきましょう!
6.フリーターから正社員へ転職する場合の自己PR例文
私はこれまでアルバイトとしての勤務でしたが、仕事に対する責任や、チームワークの重要さは正社員とも変わらないと考えています。
飲食店で2年ほど勤務しており、ホールを中心に、調理補助、さらに新人のトレーニングやシフトの管理など、多岐にわたって任せていただいています。
アルバイトではありますが、お客様からすれば社員かアルバイトかは関係がないため、同じ責任を背負っていることを理解しつつ業務には取り組んでおりました。
新人のトレーニングは簡単ではありませんでしたが、感情的にならず、どう教えればもっとも伝わるのかなど自分なりに試行錯誤しています。
これらの経験からチームワークの重要さや仕事に対しての責任を学びました。
御社でもこれからは正社員として、責任感を持ち、これまでアルバイトでは経験できなかった業務にも積極的に取り組んでまいります。
アルバイトとはいえ、得るものがなにもないわけではありません。
そこで任された業務から何を得たのか、成功体験でもいいですし、失敗から学んだものでもいいですね。
フリーターでなければいけなかった理由ももしあるのであれば、伝えたほうが理解してもらいやすくなります。
7.フリーランス・個人事業主から会社員への転職する場合の自己PR例文
私はフリーランス期間に得た営業力やコミュニケーション能力が強みです。というのも、これまではフリーランスのWebデザイナーとして仕事を受注していました。
フリーランスなので、自分で営業をかける必要があります。
さらにクライアントを満足させるためには何が必要か、案件を継続して発注してもらうためにはどうするかなど、自分で試行錯誤を繰り返し、実績を重ねてきました。
そうして営業力やコミュニケーション能力を鍛えられました。
ですがその中で、一人よりもチームで商品を生み出すことに魅力を感じるようになり、今回転職を決意いたしました。
御社のこれまでのポートフォリオを拝見し、自分のデザインスキルを最大限に発揮して貢献できる環境だとも感じています。
フリーランスとして培った営業力やコミュニケーション能力も十分に発揮し、案件の獲得や利益向上に貢献できればと考えています。
フリーランスや個人事業主の場合、自分で営業をかけて仕事を受注しなければ収入を得られません。
そのため、営業力が磨かれるとともに、クライアントを満足させるには何が必要かを見抜く力や、円滑なコミュニケーションを図る力も鍛えられます。
それらの強みをアピールしつつ、自分のスキルをどう役立てられるのかを伝えるのがポイントですね。
8.派遣社員から正社員へ転職する場合の自己PR例文
これまでは派遣として事務職を担当していました。
事務職のなかでも業務の効率性や他部署との連携を考慮した姿勢を意識したことで、派遣ではありますが、幅広く業務を任せていただきました。
それでも、派遣社員としてできる業務には限界もあり、正社員として勤務したいと考えるようになりました。
現在はスキルアップのために資格の取得も試みており、過去の経験と合わせて御社で正社員として貢献できればと考えています。
派遣社員から正社員へ転職する場合、なぜ正社員でなければいけないのかを伝える必要があります。
理由の一つとしては、派遣では担当できる業務に限界があるということですね。
それに加え、正社員として戦力になれることをアピールするために、資格取得のような意欲を合わせて伝えられると効果的です。
強みを最大限に活かそう!職種別自己PRの例文4選!
ここからは以下4つの職種別における自己PRの例文をまとめています。
自分にもっとも当てはまりそうなものからチェックしてみてくださいね♪
営業職へ転職する際の自己PR例文
以前の職場では事務職を担当していました。他部署との連携を図りなつつ、一つ一つの業務をこなしていくことにはやりがいを感じておりました。
ただ、会社の売り上げに直結することがあまりないところに多少物足りなさを感じている部分があったため、今回営業職への転職を決意しました。
以前からチームワークや連携を意識し、事務職でもコミュニケーション能力を重要視してきました。
その経験から培ったコミュニケーション能力を、今度は御社の営業職で活かし、利益の向上に役立てられればと考えています。
営業職に求められるスキルの一つとして、コミュニケーション能力が挙げられます。
そのため、前職でコミュニケーション能力を培ったことや、意識してきたことを伝えるのがポイントです。
他にも、目標達成意欲や、数字に対する意識など、伝えられるものは積極的に取り入れていけるとより良いですね。
事務職へ転職する際の自己PR例文
以前は販売職で、店舗での販売を担当していました。そこで身についたコミュニケーション能力が最大の強みだと思っています。
前職において、お客様に商品を説明し、購入していただく仕事には楽しさを感じていました。
ですが、本来持っていたPCスキルを活かす場面が少ないことに少し物足りなさを感じていたことも事実でした。
人とのコミュニケーションをとることが好きなので、事務職でPCスキルを活かしつつ、他部署ともうまく連携して社内の業務を円滑に進めていけるように貢献できると思います。
まだまだ必要な知識もあるかと思いますので、今後も積極的に学んで取り組みたいと思っています。
事務職は、データ入力や書類作成のようなPCスキルを求められる職種です。そのため、まずはPCスキルはあることを伝える必要があります。
また、電話対応や、他部署との連携を求められることもあるため、コミュニケーション能力も必要なんですね。
事務職は決してラクな仕事ではありません。そのことを理解したうえで、自分の能力をアピールしてみましょう!
販売職へ転職する際の自己PR例文
以前は事務職で勤務していました。
事務職では他部署との連携が求められる部分が多かったり、電話対応もあったりと、コミュケーション能力が求められることが多々ありました。
その中で、事務にとどまらず、販売という形で会社の売り上げに直結した業務に魅力を感じるようになりました。
事務職で培ったチームワークやコミュニケーション能力をさらに磨き、セールスについても知識を取り入れ、店舗での雰囲気づくりや利益向上に貢献できればと考えています。
販売職で、特に店舗勤務となればコミュニケーション能力は必須といえます。
そこで、前職または過去の経歴からどんな形でコミュニケーション能力を培ってきたのかを伝えることが重要です。
ですが、ただコミュケーションを取るだけでは売り上げにはつながりません。
どうすればお客様の購買意欲を掻き立てられるかなどの、セールスについても知識が必要です。
そういった能力がすでにあれば伝え、なければ学ぶ姿勢もしくは現在学んでいるなどの意欲を伝えると効果的ですね。
技術職へ転職する際の自己PR例文
私は〇〇社でWebエンジニアとして5年間勤務いたしました。
JavaやHTML、CSSなどを中心に、Webサイトの制作を多く手掛けてきました。さらにUIやUXのデザインに関しても担当していました。
そこからさらに自分の技術力や専門性を高めたいという意識も芽生えるようになり、転職を決意しました。
そして御社でのシステムエンジニアとして、これまでの経験を踏まえつつよりハイレベルなシステム開発に貢献したいと考えています。
言語については習得済みですので、すぐに戦力としてお役に立てるかと思います。
今後はチームプレーを意識しつつも、経験を活かしてマネジメントにも挑戦したいと考えています。
技術職の場合は、確かな技術力と実績を伝えることが重要です。
これまで何年技術職に従事してきたのか、どんな成果を成し遂げてきたのかを、できるだけ詳しく伝えられるのが理想といえます。
経験が浅くても転職ができないわけではありませんが、難易度は高くなりやすいです。
今後どうしたいのか、いまどんなことを学んでいるのかなど、意欲を積極的にアピールしていきましょう!
転職における自己PRのQ&A
自己PRを伝えるうえでよくある質問をまとめました。疑問がある場合はぜひ参考にしてみてくださいね!
転職の自己PRが思いつかなくて書けないときはどうすればいい?
自己PRで伝えるべきことは、自分のこれまでの経験のなかにあります。
なぜその企業に転職しようと思ったのか、過去の経験から活かせるものはないのかをまずはすべて洗い出してみると、少しずつヒントが見えてきます。
転職の面接で、自己PRの例文は暗記したほうがいい?
暗記しても、本番で緊張して忘れてしまう可能性もあります。暗記というよりは、準備しておくといった意識が重要です。
転職先の業務を理解し、自分の強みを使ってどう貢献できるかが明確であれば、一字一句覚える必要はありません。
ただ、スムーズに話せるように面接を想定して練習しておくのは効果的ですね。
転職の自己PRを書くときの書き出しと締め方がわからない…
書き出しとしては「私は〇〇なところが強みです」「〇〇には自信があります」など、わかりやすく結論から書くのがおすすめです。
その後、その結論に説得力を増すために、根拠となるエピソードを添えましょう♪
締め方に関しては「これまでの経験を活かし、貴社で〇〇に挑戦したいです。よろしくお願いいたします」
など、意欲を見せるかたちで締めると効果的です。
自己PRの書き方やポイントを押さえて転職を成功させよう!
- 自分を知ってもらうだけでなく「採用したい」「一緒に働きたい」と思ってもらうことが大前提
- 自己PRと自己紹介の違いを明確にする
- 自己PRは自分の過去の経験から洗い出す
- 自分の強みに説得力を増すために根拠となるエピソードを用意する
- 自分の強みを転職先でどう活かせるのかはっきり伝える
自己PRは、とにかく転職希望先に「この人を採用したい」と思ってもらうことが大前提です。そのため、自分のことをただ紹介するだけではあまり伝わりません。
自分にはどんな強みがあり、そしてそれをどう活かせるのかを必ず明確にしておく必要があります。
そして自分を理解するだけでなく、相手の企業についても理解し、自分をどう活かせるのかを伝えるのが重要なポイントです。
人事担当者や面接官の心を動かし、転職を成功できるように最強の自己PRを完成させましょう♪
以前の職場では□□を担当していました。配属された当初は売り上げが停滞していたこともあり、私は新規顧客の獲得に注力し、売り上げ前年比△%を実現できました。そのため、目標達成に対しての意欲に加え、現状を分析し、改善していく能力には自信があります。
この経験で得たノウハウを貴社でも活かし、さらなる発展に貢献したいと考えています。よろしくお願いいたします。