転職エージェント12の裏事情を赤裸々に公開!”使われない”ための裏知識!

転職エージェントも報酬を得て提供されるサービスなので、様々な裏事情を背景に運営されています。

そのため、転職エージェントの裏事情を事前に把握しておくことで

  • 対処方法が分かる
  • 裏事情を逆手に取って効果的に利用する
  • 希望と違っても納得できる

など、転職活動を良い方向に持っていくために活用することが可能です。

watabe
watabe
担当アドバイザーがなぜそのようなフォローをするのかが見えるので、有効利用をするためのヒントが得られますね!

本記事では、転職活動を効果的に進めるための転職エージェントの裏事情12選を紹介していきます。

本記事を参考に、転職エージェントの裏事情を踏まえて使いこなし、転職を成功させましょう!

裏事情を理解するために知っておくべき転職エージェントの構造

裏事情を理解する前に、まずは転職エージェントの構造について簡単に紹介していきます。転職エージェントは、キャリアアドバイザーが求人の紹介から内定後のフォローまで行ってくれる転職サービスです。

転職サイトを利用した場合、求人検索から内定後の手続きまで、転職活動を一人で進めなければなりません。

転職エージェントはそれらを代行して転職活動をサポートし、転職を成功させることで求人企業から報酬を得るサービスとなっています。

【利用編】転職エージェントの裏事情7選

【利用編】転職エージェントの裏事情7選
  1. 事実上の登録拒否がある
  2. 面談場所によって優先度が異なる
  3. ノルマに追われて転職を急がさせる
  4. 応募を促そうと多くの求人を紹介してくる
  5. 転職できる可能性の高い求人から紹介していく
  6. 求人票の裏設定がある
  7. 募集を終了した求人を掲載している場合がある

まずは、転職エージェントを利用する際に知っておきたい裏事情を紹介していきます。

知っておくと効率的に利用できるポイントもありますので、参考にしてみてください。

事実上の登録拒否がある

転職エージェントは、登録自体を拒否することは法律上できないことになっています。

そのため、アドバイザーは登録された全ての求職者とコミュニケーションをとりながら、転職活動のフォローを行う必要があります。

しかし、アドバイザーの数は限られており、全ての求職者と偏りなくコミュニケーションをとることは難しいのが現実です。

watabe
watabe
大手の転職エージェントでは、一人のアドバイザーが数百人を担当するケースもあるそうです。

転職エージェントから「紹介できる案件がない」と連絡をし、事実上の登録拒否をするケースがあるので、認識しておいてください。

転職エージェントには得意分野があるので、断られても他の転職エージェントを探してみましょう!

面談場所によって優先度が異なる

転職エージェントに登録後、担当者との面談を行うことになります。

先方から促される面談場所によって、転職エージェントが優先的に面談を行いたい登録者かどうかを判断することができます。

転職エージェントから促される面談場所には主に3パターンがあり、それぞれの優先度は以下のようになっています。

面談場所 優先度
カフェやホテル
非常に高い
転職エージェントのオフィス
一般的
電話
低い

優先度の判断基準は公表されていませんが、これまでの職歴やスキル、資格の有無などを総合的に判断されると考えられます。

ノルマに追われて転職を急がさせる

転職エージェントを利用すると、担当するアドバイザーによっては転職を急かされる場合もあります。

【仕組み編】転職エージェントの裏事情5選」でも解説していますが、アドバイザーに課せられたノルマが原因と考えられます。

watabe
watabe
月末などのタイミングで、内定の承諾を急かしてくるアドバイザーがいたら、ノルマの可能性が高いですね…

ただ案件によっては急いで決めた方が良い案件があるのも事実なので、急かされる案件が全てノルマが影響しているわけではありません。

そのため「なぜ急いだほうが良いのか」急ぐ理由をアドバイザーに確認してみるのがおすすめですね。

アドバイザーにノルマがあることを知ったうえで、しっかりと理由を確認することが大切!

応募を促そうと多くの求人を紹介してくる

多くの求人を紹介してきて、とにかく応募を促そうとするアドバイザーもいます。

あまりにも応募を促してくる背景には、応募数を増やして採用率を上げ、売上やノルマ達成に貢献しようとする考えがあります。

スキルや経歴から紹介できる求人が多い可能性もありますが、希望と異なる求人を紹介し応募を促してくる場合は慎重に応募してください。

転職エージェント1社から紹介される求人案件は数件程度。10件以上の案件を紹介して応募を促されたら注意!

転職できる可能性の高い求人から紹介していく

転職エージェントは、求職者の希望や条件を把握しつつも、転職できる可能性が高い求人から紹介されることが多いと考えておいてください。

転職エージェントは、転職を成功させることで報酬をもらうビジネスモデルである以上、効率的に転職を成功させたいと考えます。

そのため担当アドバイザーによっては、求職者の希望する転職先よりも、いかに転職がうまくいくかという視点で求人を探す場合があります。

watabe
watabe
希望する条件と転職できる可能性とのバランスが重要なので、条件を考慮しつつ、転職可能な案件か説明してもらうと良いですね。

全てのアドバイザーが上記のような考えを持っているわけではありませんが、希望する条件と異なる求人ばかり提示してくる場合は注意が必要です。

求人票の裏設定がある

Webなどで公開されている求人票は、記載できる項目が決まっており、記載が制限される項目や内容が存在します。

法律により記載が制限される項目
  • 性別を限定する表現
  • 年齢を限定する表現
  • 居住地や国籍を限定する表現
参照:男女雇用機会均等法、改正雇用対策法

ただし、アドバイザーは企業側とコミュニケーションを取りながら、求人票に記載できない条件を把握している場合があります。

求人へ応募したのにアドバイザーがおすすめしなかった場合などは、裏設定を満たしていない可能性があるので、直接確認してみてください。

募集を終了した求人を掲載している場合がある

良い人材を確保するために、人材が集まりそうな求人は、募集が終了してもわざと掲載している場合があります。

登録者数が少ない、小規模の転職エージェントなどで見られる場合がありますね。

転職エージェントのビジネスモデルを考えると、登録者の数が多ければ報酬に繋がる可能性が高くなるので、登録者数の増加は大きな課題です。

上記のようなことを事前に把握しておき、求人情報だけでなく、転職エージェントの特徴やサービスを比較して登録を検討するのがおすすめです。

登録後の連絡の際に「応募の求人の募集は終了しているが、似たような案件があるので面談で紹介したい」といった場合がある。

【仕組み編】転職エージェントの裏事情5選

【仕組み編】転職エージェントの裏事情5選
  • 転職者の年収の10%〜30%が報酬
  • 高い年収が期待できる人材を優先する
  • 各アドバイザーにもノルマがある
  • キャリアアドバイザーと企業担当者は異なっている
  • 返金規定があるので入社後もフォローが手厚い

転職エージェントの仕組みに関わる裏事情を紹介していきます。

報酬面や運営面での裏事情ですが、所属するアドバイザーは、これらの事情を背景に転職活動をフォローしていると考えられます。

裏事情を踏まえておくことで、転職エージェントの効率的な利用方法を得るヒントにもなりますので、参考にしてみてください。

転職者の年収の10%〜30%が報酬

転職エージェントの報酬は、利用者から得るのではなく、転職を成功させた転職者の年収から成功報酬を得ます。

具体的には、転職者の年収の10%〜30%を報酬として受け取っています。

<例:年収400万円の転職に成功した場合>

 

400万円 × 10%〜30% = 40万円〜120万円(成功報酬)

そのため転職エージェントは、どのようなサービスも基本的には全て無料で利用でき、様々なサポートを受けることが可能なんですね。

ただし、転職を成功させることだけが目的となり、求職者の希望を度外視してしまうアドバイザーもいることに注意が必要です。

高い年収が期待できる人材を優先する

上述したとおり、転職エージェントは転職者の年収を基準に報酬額が決まります。

そのため転職者の年収によっては報酬が高くなるので、高年収が期待できる人材を優先的に転職させた方が効率が良いと判断する転職エージェントもあるんです。

またアドバイザーによっても、高年収が期待できる人材を優先的にフォローするケースもあります。

watabe
watabe
転職エージェントがビジネスである以上、仕方ない部分です。転職意欲の高さを見せ、優先順位を上げてもらう対策も必要です。

各アドバイザーにもノルマがある

転職成功によって報酬が得られるので、転職エージェントでは、在籍する各アドバイザーにノルマを課しているケースがほとんどです。

アドバイザーに課されるノルマには、以下のような種類があり、いずれの場合も厳しいノルマに追われているのが現実です。

ノルマの種類 特徴 考えられる行動
売上ノルマ 転職者の年収に応じた報酬額 年収が高い案件を紹介
内定人数のノルマ 内定が決定した人数 内定が取りやすい案件を紹介

どのようなノルマが課されているかは転職エージェントによって異なりますが、ノルマが影響した行動がみられるのは事実です。

裏事情を把握したうえで、本当に転職を急いだほうが良いのか、紹介された求人は本当に合っているのか、冷静に判断することが大事ですね。

キャリアアドバイザーと企業担当者は異なっている

ほとんどの転職エージェントでは、担当のキャリアアドバイザーと企業の人事担当者は別というスタイルを採用しています。

転職エージェント2つのスタイル(タップ/クリックして見る)

転職エージェントのスタイルは、以下の2パターンに分けられます。

← 横にスクロールできます →
スタイル 特徴 メリット デメリット
ワンフェイス型 求職者側と企業側を
同じアドバイザーが担当する
意思のズレが生じないので
条件や希望を汲んでくれる
一人で全てをフォローするので
転職に時間がかかる
ツーフェイス型 求職者側と企業側を
別のアドバイザーが担当する
2手に分かれて対応するので
転職までの時間がスピーディ
求職者側と企業側のアドバイザーで
意思がズレることがある

    大手の転職エージェントなどでは、アドバイザー一人が担当する求職者の数が膨大なので、担当を分けないと対応ができないという事情があります。

    そのため、条件などを具体的に伝えないと、希望条件が共有されず希望と違う求人を紹介される、といった問題が起こりがちです。

    意思の疎通をしやすくするためにも、担当者が分かれていることを踏まえてコミュニケーションをとっていくことがポイントですね。

    返金規定があるので入社後もフォローが手厚い

    ほとんどの転職エージェントでは、転職が成功して終わりではなく、転職後1ヶ月程度は悩み相談などのフォローをしてくれます。

    これは、転職エージェントと企業の間の返金規定が大きな理由となっています。

    返金規定は、転職後1ヶ月以内に転職者が退職した場合に、報酬の80%を返還しなければならない規定で、多くのエージェントに課されている規定です。

    全てのアドバイザーが、返金規定を理由にフォローしているだけではありませんが、現実的に影響は大きいと考えられます。

    転職エージェントによる入社後のフォローはサービスの一貫として捉え、入社後も有効に活用するのがおすすめですね。

    watabe
    watabe
    返金規定があるとはいえ、辞めないためのフォローなのでお互いにとってメリットのあるサービスです。

    裏事情を踏まえて転職エージェントを有効利用する3つのポイント

    転職エージェントを有効利用する3つのポイント
    1. 疑問点は率直に質問しコミュニケーション頻度を上げる
    2. 妥協できないポイントを明確にしておく
    3. 複数のエージェントを併用する

    ここまでみてきた裏事情を踏まえて、転職エージェントを有効に利用するためのポイントを紹介していきます。

    どの転職エージェントを利用する場合でも使えるポイントなので、ぜひ参考にしてみてください。

    疑問点は率直に質問しコミュニケーション頻度を上げる

    ここまで見てきた様々な裏事情から、アドバイザーの求人紹介やアドバイスに疑問を感じることもあるかもしれません。

    疑問に感じたら、率直に質問して疑問を解消していくことが大切です。

    そのためには、定期的にアドバイザーとコミュニケーションをとって、信頼関係を築くことが重要となります。

    watabe
    watabe
    最低でも2週間に1回を目安に連絡をするようにしてみてください。

    場合によってはアドバイザーと合わないケースも出てきますので、アドバイザーの変更も視野に入れて利用するようにしてください。

    妥協できないポイントを明確にしておく

    転職活動では、妥協できないポイントを明確にしておくことも大切です。

    特に転職エージェントを利用する場合、担当アドバイザーが主導して求人紹介やスケジュール調整を行います。

    裏事情からも分かるとおり、転職を急かされたり、希望と違う求人を紹介されたりする可能性が十分あります。

    そのような場合でも、自分の中で転職に妥協できないポイントを明確にしておくことで、根拠を持って断ることができますね。

    また、先にアドバイザーに伝えてしまえば、希望と異なる求人が紹介される機会を減らすことができるかもしれません。

    基本的にはアドバイザーに任せておき、最終的な決定権は自分にあることを忘れないためにも、妥協できないポイントは明確にしておいてください。

    複数のエージェントを併用する

    転職エージェントの裏事情に振り回されないためにも、複数の転職エージェントの併用がおすすめです。

    転職エージェントはそれぞれ裏事情を抱えているケースがほとんどなので、一つのエージェントだけだと情報やサポートが偏る可能性があります。

    また、転職成功者は平均で3〜4社の転職エージェントを利用しているというデータもあります。

    【転職エージェント(人材紹介会社)利用社数】
    ◆転職決定者 : 平均4.2社
    ◆全体 : 平均2.1社

    3~4社の転職エージェントを併用することで客観的に判断しやすくなるので、1社にこだわらず検討してみてください。

    裏事情を把握して転職エージェントを効果的に使い転職を成功させよう!

    転職エージェントの裏事情まとめ
    • 事実上の登録拒否がある
    • 面談場所によって優先度が異なる
    • ノルマに追われて転職を急がさせる
    • 応募を促そうと多くの求人を紹介してくる
    • 転職できる可能性の高い求人から紹介していく
    • 求人票の裏設定がある
    • 募集を終了した求人を掲載している場合がある
    • 転職者の年収の10%〜30%が報酬
    • 高い年収が期待できる人材を優先する
    • 各アドバイザーにもノルマがある
    • キャリアアドバイザーと企業担当者は異なっている
    • 返金規定があるので入社後もフォローが手厚い

    転職エージェントには、転職サービスを展開し運営していくために様々な裏事情があります。

    無料でサービスを提供している転職エージェントが多いので、報酬を得てビジネスとしてサービスを提供している点が忘れられがちです。

    裏事情を理解しておくことで、転職エージェントを効果的に活用できます。

    転職エージェントの裏事情を踏まえて活用し、転職を成功に導きましょう!