新卒でも転職サイトは活用できる!効果的な使い方とおすすめ転職サイト6選

就職活動をしていて、転職サイトの求人に応募したり、転職サイトから情報を得たりできないか考えたことはありませんか?

実は、新卒でも転職サイトを利用することは可能です。ただ、本当にそのようなことをして問題ないのか不安に感じている人もいるかもしれません。

そこでこの記事では、

  • 新卒の転職サイトの使い方
  • 新卒が転職サイトを利用する3つのメリット
  • 新卒の情報収集におすすめの転職サイト
  • 新卒の求人もある転職サイト

などを解説します。

転職サイトを活用できれば、新卒就活サイトでは得られない情報もたくさんゲットできるので、ぜひ参考にしてみてください。

そもそも新卒でも転職サイトを使えるのか?

転職サイトは、名前の通り、既に企業に務めている人が転職先を探すために利用するサイトのことです。

そのため、新卒の人は転職サイトを使うことができないと考えるかもしれません。しかし、実際には、新卒の人でも転職サイトを使うことは可能です。

登録はできるが、応募ができない企業がほとんど

新卒でも転職サイトの登録はできます。つまり、新卒だからといって転職サイトを見てはいけないというわけではありません。

しかし、転職サイトの求人に応募することはほぼ不可能です。なぜなら、転職サイトに求人を出している企業は、新卒を採用するために求人を出しているわけではないから。

そのため、応募をしても返信が来なかったり、書類選考の段階で落とされることがほとんどです。

新卒採用と中途採用では求められている人物像が違う

項目 新卒採用 中途採用
採用を行う目的
  • 大量に人員を確保したい
  • 採用した人間は育てる
  • 欠員を埋めるために募集
  • 即戦力だけを取りたい
採用後の配属先 採用後に研修を行ってから配属先を決める 欠員を埋めることが目的なので、配属先は決まっている
研修の有無
  • 社会人のマナーについての研修から行う
  • 業界や職種ごとの研修も行う
  • 基本的なマナーについての研修は行わない企業が多い
  • 業界や職種についての研修は行う企業もある

そもそも、新卒採用と中途採用で求められている人物像は違います。新卒採用は、大量に人材を採用して、一人前に育てていくことを想定しています。

また、入社の時点では、配属先が決まっていません。適性検査の結果や研修の成果に応じて配属先を決めます。

研修についてもきちんと行ってくれるので、スキルや経験よりもポテンシャルを重視して採用を行うのです。

一方、中途採用の多くは、欠員の募集という側面が強いです。配属先も決まっているため、即戦力しか採用しない企業がほとんど。

もちろん、企業によっては、未経験者に対して業務や職種に関する研修を行うことはあります。

しかし、基本的なマナーがすでに身についていない人に対して研修を行うことは想定していません。

このように新卒採用と中途採用では求められている人材は大きく異なります。

未経験・第二新卒歓迎などの記載があっても、新卒OKではない

求人情報の記載
  • 未経験→業界や職種の未経験はOKだけど、社会人未経験はNG
  • 第二新卒歓迎→社会人としてのマナーを習得している第二新卒はOKだけど、社会人としての基礎的なマナーや経験がない新卒はNG

転職サイトの求人を確認すると、

  • 未経験可
  • 経験不問
  • 第二新卒歓迎

と、求人情報に記載されていることがあります。

これらの情報を見ると「新卒にも当てはまるから、新卒も応募しても大丈夫なのでは?」と感じるかもしれませんね。

しかし、これらの情報が記載されていても、新卒には応募資格がありません。

なぜなら、転職サイトでの未経験や第二新卒歓迎という言葉は、業務や職種の経験については問わないが、社会人としての経験は必要という意味だから。

企業としても、社会人としての基礎的なマナーを教える場合に必要な時間や費用をかけたくないと考えています。

そのため、求人に未経験や第二新卒歓迎という表記があるからといって、応募しても選考に通ることはほぼありません。

なお、正社員以外の雇用形態で働いた経験も社会人経験ありと判断されます。一方で、フリーター・アルバイトなどの経験は社会人経験として認められないことが多いです。

社会人経験ありと判断される雇用形態
  • 正社員
  • 契約社員
  • 派遣社員
  • 自営業

まれに転職サイトでも新卒を募集しているケースもある

転職サイトで新卒を募集している企業を見つける方法
  1. 求人検索のフリーワード欄を開く
  2. 「21新卒」「来春卒業予定」「新卒歓迎」などのワードで検索
  3. 企業の求人情報を詳しく確認して、新卒を募集していることが記載されているか確認

転職サイトでは、基本的に社会人経験がある中途の人材しか募集していません。しかし、まれに転職サイトでも新卒を募集している企業があります。

転職サイトで新卒を募集している企業では「来春卒業予定者も応募可」「21新卒も歓迎」のような言葉が記載されています。

これらの企業では「専門性が求められない業務の募集をしている」「新卒サイトでも募集をすると費用が高くなる」などの理由で、新卒についても募集しているのです。

なお「新卒可」「新卒歓迎」などのワードで検索をした場合「第二新卒可」や「第二新卒歓迎」などもヒットしてしまいます。

第二新卒の求人も検索対象として出てくるため、新卒を募集している求人を探すのに苦労するでしょう。

求人情報によっては、求人要項の最初ではなく、最後のあたりに小さく新卒も応募できる宗が記載されているケースもあります。

必ず、くまなく求人情報を見るようにしてください。

hirano
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求人を探すときは間違って第二新卒の求人に応募しないように注意しましょう。

新卒が転職サイトを利用する3つのメリット

新卒が転職サイトを利用する3つのメリット
  1. 新卒用のページの掲載されていない詳しい企業情報を知られる
  2. 企業が求めている人物像や必要なスキルを知ることができる
  3. 企業で働いている人の声を見ることができる

転職サイトでは、新卒を対象とした求人が少ないため、あまり役に立たないのではと考える人もいるかもしれません。

しかし、新卒が転職サイトを利用するメリットは3つもあり、就職活動に活かすこともできるのです。

新卒用のページに掲載されていない詳しい企業情報を知られる

新卒採用のページ
  • 多くの部署の情報が掲載されていることが多い
  • 学生にも伝わるように記載されており、細かい情報は省かれている
中途採用のページ
  • 配属先の情報が掲載されていることが多い
  • より専門的な内容が記載されている

新卒採用のページと中途採用のページでは、掲載されている情報が異なります。というのも、新卒採用と中途採用では求める人物像が異なり、内容についても違うから。

新卒採用のページを読むのは学生のみです。そのため、学生でも内容を理解できるような構成になっており、難しい専門用語は極力抑えられています。

募集する部署の範囲も広いので、広範囲の部署の人の情報が掲載されています。

一方で、中途採用では即戦力となりうる人を採用することを念頭に採用ページが作られています。

そのため、新卒採用のサイトよりも業界の専門的な情報などが掲載されています。

さらに、社員のインタビューなども中途採用で入社した人や配属先の人が掲載されていることが多いです。

このように新卒採用と中途採用の採用ページでは、掲載される情報の深さが変わります。

学生の多くは中途採用に掲載された情報まで調べることは少ないので、より面接官に熱意があることをアピールする材料にもなるのです。

企業が求めている人物像や必要なスキルを知ることができる

中途採用と新卒採用のページの大きな違い
  • 新卒採用は配属先が未定なので広く浅く情報が掲載されている
  • 中途採用は配属先が決まっているので、配属先の業務内容や社風などの情報も多い

中途採用のページでは、配属先の業務内容や部署の雰囲気など細かい情報まで掲載されているケースが多いです。

求めている人物像についても、

  • ◯の資格を持っている人
  • 過去にマネジメント経験がある人
  • ◯のような考え方で仕事ができる人

など、ストレートに書かれています。

転職サイトの求人情報を見れば、その企業がどのような人物を採用したいのか明確に分かるのです。

企業で働いている人の声を見ることができる

転職サイトでわかる社員の声
  • 会社のよいところ
  • 職場環境
  • 働いていて大変だったことなど

多くの企業の採用ページでは、企業で働いている人の声が掲載されています。社員の方のインタビューは、就活生にとっても貴重な情報源です。

中途採用のページにも社員のインタビュー記事が掲載されていますが、新卒採用とは別の立場の人のインタビューを読むことができます。

転職サイトに掲載されている社員の声も調べることで、より多くの社員の声を確認でき、どのような社員の方がいるのかわかるのです。

新卒が転職サイトを利用する際の注意点

新卒が転職サイトを利用する際の注意点
  • 情報収集をメインに利用する
  • 転職サイトの方が新卒サイトの内容よりも信憑性が高いとは限らない

新卒の人にとって転職サイトは企業の情報や働く人の情報を得られる貴重な情報源です。しかし、使い方には注意が必要です。

情報収集をメインに利用する

転職サイトを見て得られる情報
  • 年収や労働時間など待遇面
  • どのような働き方をしているのか?
  • 評価のされ方

転職サイトは、あくまでも情報収集をメインに利用するべきです。新卒でも応募できる求人は少ないので、希望する求人が見つからない可能性の方が高いでしょう。

また、転職サイトに掲載されている情報のなかから、待遇面だけでなく、どのような働き方をしているのかがわかるようになります。

転職サイトに掲載されている社員のインタビューなどがあれば、必ず目を通しておきましょう。なぜなら、転職サイトに掲載されるのは会社からの評価が高い社員だけだから。

どのような実績を残せば、会社から評価されるのかがわかります。

転職サイトの方が新卒サイトの内容よりも信憑性が高いとは限らない

転職サイトに掲載される情報は、新卒サイトの情報よりも詳しいです。しかし、必ずしも新卒サイトの内容よりも信憑性が高いわけではありません。

というのも、新卒サイトにしろ転職サイトにしろ、企業の良い情報しか掲載されていないからです。

そのため、転職サイトに掲載されている情報が、その企業のすべての情報ではないことは頭に入れておきましょう。

hirano
hirano
転職サイトをみれば、新卒サイトよりも詳しい情報を得られます。

新卒の情報収集に便利な転職サイト3選

転職サイト 特徴
リクナビNEXT
  • 有名企業〜中小企業まで幅広い企業が掲載されている
  • 面接時のマナーや履歴書の作成方法などの情報も豊富
  • 無料で強み診断ができる
doda転職
  • IT・通信・企画系の求人が多い
  • 選考の流れや取材インタビューなど企業の情報も豊富
  • 基本的なマナーや自己PRの書き方などの情報も掲載
キャリコネ
  • 60万社以上の社員の口コミが見られる
  • 大手有名企業の求人も多い
  • 業界情報などコラムの数が豊富

転職サイトは、とても多くありますが、その中でも新卒の人が情報収集をするのにおすすめの転職サイトを紹介します。

リクナビNEXT

リクナビNEXTの強み
  • 実際に働いている人の声がわかる
  • 求人情報でリクナビNEXTの社員がインタビューした内容を見られる
  • 無料で強み診断ができる

リクナビNEXTは人材業界最大手のリクルートが運営している転職サイト。

リクナビNEXTでは、面接時の基本的なマナーや履歴書・志望動機・自己PRの書き方などについても掲載されています。

さらに、企業のインタビューがあるため、具体的にどのような人がどのような考え方で仕事をしているのかもわかるのです。

主な企業インタビューの会社
  • 星野リゾート
  • 東急不動産
  • Amazon
  • ヤフー
  • 日本郵便

求人ページには、以下のような情報が多く掲載されており、より深い情報について理解できます。

  • リクナビNEXTが行った社員へのインタビュー
  • 給与情報や福利厚生など待遇面
  • 詳しい仕事内容や求めている人材

無料で強み診断を行うこともできるので、自己分析をしておきたい場合は利用してみてはどうでしょうか?

このようにリクナビNEXTは求人情報やその他就活に役立つ情報が多く掲載されています。

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doda転職

doda転職の強み
  • 選考のポイントで、面接官がどのようなところをチェックしているのかわかる
  • 社員へのインタビューも充実
  • 社会人が選ぶ転職先ランキングが見られる

doda転職に求人情報では、仕事の具体的な流れだけでなく、選考のポイント、社員へのインタビューなども見ることができます。

取材レポートなども用意されているので、より企業の情報について知りたいのであれば参考になる情報です。

さらに、社会人が選ぶ転職先の人気ランキングを理由付きで閲覧できます。

学生が選ぶ就職ランキングとは違い、実際に働いている人のランキングなので、より参考になるランキングです。

このようにdoda転職の求人情報やコラムの情報は、これから就職活動をする人にも役立つ情報が多くあります。

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キャリコネ

キャリコネの強み
  • 社員の口コミを見られる
  • 給料や残業代など社員でないとわからない情報が目白押し
  • 職業についてのさまざまな情報が豊富にあるので、業界研究にもなる

キャリコネの大きな特徴は、社員の口コミを見られること。登録企業は2020年9月時点で62万社以上です。

給料面や転職時の面接・残業代や労働時間を5段階評価で判断できます。

また、平均年齢や平均年収・従業員数・業績・関連企業など、さらに詳しい情報も多く掲載されています。

コラムの数も多く業界研究にもなるので、登録しておいて損がない転職サイトです。

キャリコネのコラム
  • 個人営業に向いている人
  • MRと医療機器営業の違い
  • 職場の苦手な人との付き合い方
  • 業界の専門的な情報

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新卒の求人も掲載されている転職サイト3選

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エージェント名 新卒OKの求人数※ 特徴
いい就職ドットコム

196件
  • 求人検索に21新卒
    という項目がある
  • 営業・SEやIT
    設計開発系の求人が多い
リクナビNEXT

14件
  • 営業・介護・医療系
    の求人がある
  • 企業の情報が豊富
キャリコネ

39件
  • 販売接客と保育士
    の仕事が多い
  • 会社のアピールポイントや
    給料の情報などが豊富

※2020年9月現在

新卒向けの求人を掲載している転職サイトはいくつかあります。どのような転職サイトがあるのか解説します。

hirano
hirano
どれも求人数が多いわけではありません。求人も探しつつ、情報収集をメインに使うのが良いかと思います。

いい就職ドットコム

いい就職ドットコムの強み
  • 新卒歓迎の求人が200件近くある
  • 設計開発系やSE・IT系の求人が豊富
  • 新卒向けの求人がすぐに探せる

いい就職ドットコムは、数ある転職サイトのなかでも新卒向けの求人が特に多い転職サイトです。

また、多くの転職サイトでは、新卒でも応募可能な求人を探すのはやや面倒です。というのも、新卒というワードで検索をすると、第二新卒の求人もヒットしてしまうから。

しかし、いい就職ドットコムでは、トップページから21新卒を選ぶだけなので、確実に新卒も対象の求人を探せます。

職種 求人数※
営業職 60件
SE・IT 75件
設計開発系 97件

※2020年9月現在

そして、いい就職ドットコムで多い求人は「営業職」「SE・IT」「設計開発職」の3種類です。そのため、これらの職種の求人を探している場合にはおすすめの転職サイトです。

転職サイトの求人にも興味があるのであれば、いい就職ドットコムがおすすめです。

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リクナビNEXT

リクナビNEXTの強み
  • 営業や介護・医療系の職員の求人がある
  • 数は少ないが、新卒の採用を行っている企業は見つかる

リクナビNEXTは、新卒の求人は少ないですが、営業・介護・医療系の職員の仕事があります。情報量も豊富なので、求人を探す以外の目的でも利用したほうが良いです。

詳細ページ 公式ページ

キャリコネ

キャリコネの強み
  • 販売接客や保育士の求人がある
  • 会社の魅力についても掲載されている

キャリコネでは、販売接客や保育士の求人が新卒でも応募可能です。他にも営業や歯科医師の仕事であれば見つかります。

そのため、それらの業種の仕事を探している場合は、チェックしておいても良いかもしれません。

詳細ページ 公式ページ

新卒が転職サイトを利用できるかについてのまとめ

この記事のまとめ
  • 新卒でも転職サイトを活用することができる
  • ただし、応募できる求人は少ない
  • 転職サイトの情報は新卒サイトの情報とは異なる
  • 転職サイトでも求人を探すならいい就職ドットコムがおすすめ

新卒が転職サイトを利用するメリットは、企業の情報収集ができることです。

転職サイトには新卒サイトにない情報が豊富にあるため、新卒サイトよりも深い情報を見つけることができます。

ただし、新卒は転職サイトの求人にほとんど応募できません。そのため、求人を探すためには、新卒サイトでも見つからない場合に利用するぐらいです。

転職サイトから情報収集をすれば、企業の詳しい情報を得られるので、業界研究が進みやすくなります。