
ベンチャー企業への転職に興味はあるけど、なんとなくリスクが高そうという理由で迷っていませんか?
実は、ベンチャー企業の転職は、必ずしも危険ということはなく、今後のキャリアアップを狙うこともできます。
この記事では、
- ベンチャー企業への転職で失敗や後悔する6つのパターン
- ベンチャー企業で働く5つのメリット
- ベンチャー企業に向いている人
などなど、ベンチャー企業への転職についてのすべてを解説します。
「ベンチャー企業に転職をするべきなのか?」その答えがきっとがわかるので、ぜひ読んでみてください。
目次
ベンチャー企業への転職ってリスクが高いって本当?
ベンチャー企業への転職はリスクが高いと言われています。事実、会社を設立後1年で79.6%の会社が倒産、3年で62.8%の会社が倒産しています(※)。
そのため、ベンチャー企業に入社してもすぐにつぶれそう・・・と敬遠されている人もいるかもしれません。
しかし、ベンチャー企業のすべてが危険というわけではなく、ベンチャー企業以外の中小企業や大手企業でも経営に苦しんでいる企業はたくさんあります。
むしろ、
- 事業の企画から最後まですべての仕事を経験できる
- 若くても責任のある仕事を任せてもらいやすい
- 経営者と近い距離で仕事ができる
などなど、ベンチャー企業ならではのメリットも多くあるのです。
そのため、将来起業したい人や幅広い仕事を経験したい人は、ベンチャー企業で働いたほうが、やりがいを感じられるでしょう。
ベンチャー企業への転職で失敗や後悔する6つのパターンを解説!
- 友人から誘われたという理由だけで転職を決めた
- ベンチャーの華やかなイメージだけで転職をした
- 倒産するリスクを考えていなかった
- 経営者と合わなかった
- 年収が下がった
- ベンチャー特有の社風など前職とのギャップに苦しんだ
ベンチャー企業に転職すれば、必ずしもやりがいを持って働けるとは限りません。むしろ、ベンチャー企業に転職をして後悔した人や失敗したという人も多くいます。
入社した後に後悔しないためにも、どのようなパターンがあるのか理解しておきましょう。
友人から誘われたという理由だけで転職を決めた
- 自分に向いていない仕事だった
- 社員や経営者との相性があまり良くなかった
- 仕事環境や待遇に満足できない
ベンチャー企業に転職をした理由として、友人から誘われたからという理由で転職を決めたという人は多いです。
ただ、ベンチャー企業に転職を決めた理由が、友人から誘われたのみであれば、注意が必要です。
なぜなら、現状の仕事に満足できないだけなのに、先のことも考えないまま転職をすると、入社後のギャップに苦しむから。
さらに、初めて経験する業務の場合、最初は業務を覚えるのも大変です。
しかし、ベンチャー企業の場合は社員数が少なく、業務のやり方について詳しく教えてもらえないことも多いです。
そのため、業務に対するストレスなど精神的にも負担がかかります。また、高い役職を約束されて入社した場合も油断なりません。
役員や経営者と性格が合わなかったり、仕事の進め方に違いがあったりれば、経営者や役員との関係が悪化し会社に居づらくなるかもしれません。
ベンチャーの華やかなイメージだけで転職をした
- 若いうちから会社の業績を一手に担う仕事を任される
- 若手社員が生き生きと働いている
- 上場に成功すれば大金持ちになることも夢ではない
ベンチャーと聞くと、華やかなイメージがあるかもしれません。しかし、すべてのベンチャー企業が華やかというわけではありません。
なぜなら、私たちのベンチャー企業のイメージは、テレビやネットなどで既に有名な企業を見て知ったケースが多いから。
ベンチャー企業のなかには、
- 長時間労働が当たり前
- 多くの仕事をすべて一人で行う
- 評価制度が整っていない
- 社長がわがまますぎて、従業員の意見が通りにくい
などなど、デメリットもある企業はあります。
イメージだけでベンチャー企業に入社すると、入社前に思い描いたイメージと大きくかけ離れてしまい後悔することもあるので、イメージだけで転職するのはおすすめできません。
倒産するリスクを考えていなかった
ベンチャー企業は、長く続いている中小企業や大手企業と比べると、倒産リスクが高いです。
中小企業庁が発表している倒産の状況(2020年7月分)によると、全体の75%の企業が販売不振により倒産しています。
そして、そのうち2020年8月度の資本金1,000万円未満の企業が倒産した割合は全体の70%以上。
このことから、資本金の少ないベンチャー企業は、資金繰りで苦労しやすいことがわかります。
そのため、設立から年数が経っている企業よりも倒産のリスクは高いといえます。倒産リスクがあることは頭に入れておきましょう。
経営者と合わなかった
ベンチャー企業は、経営者の考え方が事業内容や社風に強い影響を与えます。なぜならベンチャー企業は社員の数が少ないから。
当然、社員数が少なければ、経営者との距離が近く、同じフロアで顔を合わせて働くこともあります。
もし、期待を持ってベンチャー企業に入ったのに、経営者と自分の考え方が合わないとなると、辛いと思いませんか?
経営者の考え方や企業理念は、事前にSNSや公式サイトからチェックしておきましょう。
年収が下がった
- 設立後間もない会社
- 資金繰りに余裕がなく給料を支払うのがやっとの会社
ベンチャー企業に転職したからと言っても年収が上がるとは限りません。特に注意しなければならないのは、これから会社を設立する場合や設立後間もない会社です。
残業代が出ない企業も珍しくありません。
また、成果がきちんと給料やボーナスに反映される会社でも、成果を出せなければ降格や解雇されるリスクもあるので注意が必要です。
ベンチャー特有の社風など前職とのギャップに苦しんだ
- 一般的な企業は、業務内容が細かく分かれており、業務の決裁も多くの部署を経由するため、スピードが遅め
- ベンチャー企業は、すべての業務を一人で行うケースもあり、部署や社員の数が少ないため、決裁のスピードも早い
ベンチャー企業の社風は独特な会社が多いです。大手や中小のように採用基準も決まっていない場合もあり、経営者の意見が重視されます。
また経営者と現場の距離が近く、仕事の進め方にも大きな違いがあります。
マニュアルや制度も整備されていない会社も多く、常に自分で考えながら仕事ができないと苦労してしまうでしょう。
このようにベンチャー企業への転職は良いことばかりではありません。必ずデメリットにも目を向けて転職するべきか考える必要があります。
ベンチャー企業で働く5つのメリット
- 経営者と近い距離で働くことができ、考え方やスキルを間近で吸収できる
- 大手企業よりも任せられる仕事が多いので、さまざまな経験を積める
- 成長意欲の高い社員が多いので、一緒に成長できる
- 意思決定が早く、スピード感を持って仕事に取り組める
- 会社が成長すれば、自分もストックオプションの恩恵を受ける可能性が高い
ベンチャー企業で働く5つのメリットについて解説します。どのメリットも大手や中小企業では経験できないメリットばかり。
もし、自分の働き方に合いそうと感じるのであれば、ベンチャー企業への転職を考えても良いかもしれません。
経営者と近い距離で働くことができ、考え方やスキルを間近で吸収できる
ベンチャー企業は経営者と近い距離で働くことができます。そのため、経営者の考え方やスキル・仕事のやり方を間近で吸収できるのです。
経営者の仕事のやり方や事業に対する考え方などを間近で見られれば、自分のスキルを延ばしたり、起業したりする際のヒントをつかめるでしょう。
また、経営者と会話をすることで、これまで間近で感じることができなかった経営者ならではの視点を感じ取れるようになります。
一方、大手企業の場合、入社式以降、一度も経営者に会わずに退職するケースも珍しくありません。
このようにベンチャー企業は、経営者のもとで勉強したいという人にもおすすめです。
大手企業よりも任せられる仕事が多いので、さまざまな経験を積める
ベンチャー企業に転職すると、大手企業よりも任せられる仕事が増えるため、さまざまな業務を経験できます。
一つの事業の計画を自分で考えたり、いきなり社員をまとめて事業を成功に導くチャンスを与えられたりするケースもあります。
将来起業をしたい人は、会社全体の業務を経験することで、どのように会社を回していけばよいのか参考になるでしょう。
成長意欲の高い社員が多いので、一緒に成長できる
- 将来起業したい
- 社長の考え方や事業内容に共感した
- 若いうちからさまざまなことを経験して早く成長したい
- 責任のある大きな仕事をやりたい
ベンチャー企業に入社する人は、成長意欲が高い人がほとんどです。そうでなければ、安定性の低いベンチャー企業を選ぶ理由がなくなります。
たとえ一人ではできないことでも、お互いに助け合うことで、会社に貢献することが可能です。ときには、ライバルとして切磋琢磨しながら働くこともあります。
このように、ベンチャー企業は成長意欲が高い人と一緒に働きたい人にはおすすめです。
意思決定が早く、スピード感を持って仕事に取り組める
ベンチャー企業は意思決定が早いため、スピード感を持って仕事に取り組むことができます。
なぜなら、大手や中小企業のように、一つのことを決めるのに時間をかけ過ぎると、経営が立ちゆかなくなるから。
大手や中小のようにメールや電話だけでなく、チャットツールなどよりコミュニケーションのスピードが早い方法で連絡を取る企業も多いです。
そして、失敗を恐れず、計画→実行→評価→改善を早いスピードで繰り返します。
より効率的に仕事を進めることができれば、大手や中小で働く同期よりも成長スピードは早いでしょう。
ベンチャー企業は、とにかく早く成長したいという人におすすめです。
会社が成長すれば、自分もその恩恵を受ける可能性が高い
- 会社から給料とは別にストックオプションと呼ばれる株式をもらう
- 会社が成長する
- 会社が上場した時に持っていた株式が数十倍以上の価格になる
ベンチャー企業のなかには、将来的に上場することを目標にしている会社もあります。
そして、上場を目指している会社であれば給料の代わりに会社の株をもらうことで、会社が上場した時に恩恵を受ける可能性があります。
ただし、社員数が少ない時期から在籍していなければ、あまり儲からないでしょう。
ベンチャー企業に向いている人の特徴とは?
- 責任感が強く、仕事をやりきれる人
- 新しい業務も積極的に行うことができる人
- 成長意欲が強く、さまざまな業務を行うことができる人
- 会社や経営者の考え方に共感できる人
- とにかく仕事が好きな人
ベンチャー企業に向いている人の特徴について解説します。もしベンチャー企業への転職を狙っているのなら、ぜひ参考にしてみてください。
責任感が強く、仕事をやりきれる人
ベンチャー企業は、社員数が少ないため、ひとりひとりの責任はとても重いです。また年齢に関係なく、重要な仕事を任されることも多いでしょう。
そのため、どんなに難しい仕事でも途中で投げ出さずに最後までやりきれる人でないといけません。
業務時間外も勉強するなどして仕事ができる人であれば向いています。
新しい業務も積極的に行うことができる人
ベンチャー企業の仕事は、新事業の立ち上げや企画に携わることも多いです。仕事が少なければ、自分で考えて仕事を作らなければなりません。
またチームで仕事をする場合は、意見を求められれば、積極的に意見を伝えてよりよいものを作り上げる必要があります。
新しいものに対する好奇心が強い人や自ら考えて実行することが好きな人なら向いているでしょう。
成長意欲が強く、さまざまな業務を行うことができる人
ベンチャー企業で実績を出せるかは、自分次第です。成長意欲が強くさまざまな業務を行うことが嫌でなければ、ベンチャー企業への転職をおすすめします。
たとえ、難しそうな仕事でもチャンスと捉えて、すべての仕事が自分の成長につながると考えて仕事ができることが好ましいです。
会社や経営者の考え方に共感できる人
ベンチャー企業は、経営者の考え方=会社の考え方になりやすいです。そのため、経営者の考え方や仕事のやり方などに共感できる会社があるならおすすめです。
経営者の考えていることを自分も実現したいという気持ちが強ければ強いほど、より良い仕事ができ、会社を成長させることができます。
ベンチャー企業は、経営者との距離も近いため、経営者の考え方に共感できるかは、重要な項目の一つです。
とにかく仕事が好きな人
ベンチャー企業は、勤務時間が長い企業も多いです。そのため、とにかく仕事が好きな人なら向いています。
目的達成のためなら長時間労働にも耐えられ、自分から積極的に動いて顧客の役に立ちたいという人にはぴったりです。
このようにベンチャー企業は、積極的な人やさまざまな経験をしたい人にはおすすめですが、受け身の人や保守的な人には向いていません。
そのため、転職をする前にまず自分がベンチャー企業の働き方に合っているのか確認しておきましょう。
ベンチャー企業への転職を成功させる6つのポイント!
- キャリアプランを明確にする
- 経営者の考え方に共感できるかリサーチする
- ベンチャー企業でどのように仕事をしているかイメージできるようにしておく
- 年収だけで判断しない
- 会社の将来性や成長スピードについて調べておく
- ブラック企業でないか見分け方を知っておく
ベンチャー企業への転職を成功させるためには、大手や中小企業に転職をするよりもよく考えて転職活動をする必要があります。
キャリアプランを明確にする
- 将来起業をするために、企業の創成期を感じてみたい
- 経営者の働き方を見て、起業する際の参考にしてみたい
- やってみたい事業プランがあり、成功させてみたい
- ベンチャー企業でさまざまな経験を積んで、別の企業へ転職をしたい
- 若いうちからマネジメントの経験を積んで、今後のキャリアに活かしたい
ベンチャー企業で働くことを考えているなら、なぜ大手企業ではなく、ベンチャー企業なのかをはっきりさせておきましょう。
キャリアプランが明確であれば、入社後にどのようなことをすればよいのか明確になり目標を立てやすくなります。
目的もないのに「儲かりそうだから」「かっこよさそうだから」というイメージだけで転職をしないようにしましょう。
経営者の考え方に共感できるかリサーチする
- ネットで調べる
- 経営者が出した書籍を読む
- テレビや新聞などメディアの経営者インタビューを確認する
ベンチャー企業は、経営者と距離が近いです。そのため、経営者の考え方と自分の考え方が合うのか事前にリサーチしておくことは必須です。
ネットだけで調べるのではなく、書籍やメディアなどからも情報を得ておきましょう。
またベンチャー企業の求人を出している転職エージェントがあれば、アドバイザーから企業の情報について教えてもらっても良いでしょう。
ベンチャー企業でどのように仕事をしているかイメージできるようにしておく
- ネットで検索する
- ベンチャー通信などベンチャー系の雑誌を読む
- ベンチャーの採用に携わっている企業の求人情報を見る
ベンチャー企業で自分がどのように仕事をしているかイメージすることも大事です。そのためには、ベンチャー企業の情報を集めなければなりません。
ネットで検索して得られる情報以外からも積極的に情報を集めることが重要です。また悪い口コミがたくさんないのかもチェックしておきましょう。
さらに、入社後にその企業で、自分の経験やスキルを活かせそうか考えておきましょう。しっかりと考えておけば、面接時にアピールしやすくなります。
年収だけで判断しない
ベンチャー企業を年収だけで判断してはなりません。業界紙に載るなど伸びている企業であれば、年収アップも狙えるかもしれません。
しかし、ベンチャー企業で実績を出すためには「ベンチャー企業の仕事のやり方や雰囲気と合うか」「経営者と合うか」など他の要素の方が重要です。
万が一、自分の相性と合わないベンチャー企業に転職をすると、再度転職活動をすることになります。
会社の将来性や成長スピードについて調べておく
- 会社が成長し業界でも名が知られる会社になる
- 会社は長く存続し続けるものの、成長が鈍化する
- 会社の成長が止まったり、急激に成長しすぎたりしたせいで倒産する
企業である以上、いつまでも同じ経営状況が続くわけではありません。最悪のケースでは、在職中に倒産する可能性もあります。
ベンチャーの場合、大手を選ぶ時以上に会社の将来性や成長スピードについて調べなければなりません。
また、成長スピードが早くても
- 人材が足りていない
- 資金繰りが悪化している
- 経営者の経営姿勢に問題がある
のであれば、入社しない方が良いかもしれません。
ブラック企業でないか見分け方を知っておく
- 社員数が少ないのに大量に募集している
- 求人サイトに社員の顔写真が掲載されていない
- 求人サイトに夢ややりがいなど抽象的な言葉が多い
- 社長のカリスマ性は高いが、従業員を軽視するなど悪い評判が多い
ベンチャー企業のなかには、労働時間が長いだけで、勤めていても自分の成長につながらない会社も残念ながら存在します。
いくらベンチャー企業でも、休みがなかったり終電を逃すのが当たり前だったりする企業で働いていれば、体調を崩すかもしれません。
特に、離職率が高すぎる場合は避けておいたほうが良いでしょう。
また、社員の顔写真が掲載されていない場合、社員の入れ替わりが激しいことが原因で顔写真を載せられないケースもあるので注意が必要です。
ベンチャー企業の書類選考や面接の特徴・注意点
多くのベンチャー企業は、書類からわかる情報よりも実際に会ってみてわかる情報を重視しています。
筆者も就活と転職をした時にベンチャー企業の選考を受けたことがありますが、書類選考よりも面接を重視する傾向が強いことを感じました。
筆者は、大手や中小企業では、書類選考でよく落ちていましたが、ベンチャー企業は書類選考で落とされることはほぼありませんでした。
また、面接の雰囲気も、大きな会議室に長机があるような形式ではなく、面接官と近い距離でフランクでした。
面接は、面接官と自分との距離が近く、普段人と話すぐらいの距離で行われました。
ベンチャー企業に転職する場合、一次面接は、若手の社員が多いですが、最終面接は役員クラスが出てくることがほとんどです。
面接では、
- 会社で即戦力として働けるのか?
- 会社の雰囲気に合う人材なのか?
- 意欲や積極性はあるのか?
を重視して見られるので、ベンチャー企業だから、選考に通りやすいとは限りません。
ベンチャー企業で働く上で成長意欲や積極性は必要です。筆者があるベンチャー企業の面接を受けた際に面接を通過したことがあります。
そのとき、フィードバックとしていただいたいのは、営業に対する強い熱意を感じたという内容でした。
面接では、スキルだけでなく、熱意やその会社でなければならない理由までしっかり伝える必要があります。
ベンチャー企業への転職についてのQ&A
ベンチャー企業への転職でよくある質問をQ&A形式でまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
ベンチャー⇒大企業の転職や大企業⇒ベンチャーの転職って難しい?
ベンチャーから大企業への転職や大企業からベンチャーへの転職は簡単ではありません。
企業風土が全く違う会社で働くわけですから、面接官も辞めずに勤め続けてくれるかシビアになります。
しかし、
- 転職前の企業で経験したことをどう転職先で活かすか?
- なぜ転職先の企業でなければならないのか?
などをきちんと説明できれば、転職も十分可能です。
ベンチャー企業から役員待遇でスカウトされたけど、いくべき?
役員待遇でスカウトされた場合は、その会社の将来性や自分との相性が悪くないかチェックする必要があります。
またなぜ、自分がスカウトされたのかは必ず聞いておきましょう。
ベンチャー企業は30代から40代でも転職できるの?
ベンチャー企業は30代や40代からでも転職ができます。
ベンチャー企業に不足している総務や経理などのバックオフィス部門の経験があれば、転職はしやすいです。
ベンチャー企業に転職してもスーツで働くことが多いの?
ベンチャー企業でスーツの着用を義務付ける会社は多くなく、カジュアルな服装でも問題ありません。
特にクライアントとの接触が少ないIT系の企業ではオフィスカジュアルの服装がほとんどです。
ベンチャー企業に転職すると社会保険はどうなるの?
設立間もないベンチャー企業など、社会保険未加入の企業は多くあります。なぜなら、ベンチャー企業は、法整備などが不十分な企業も多いから。
ただし、法律で社会保険の加入は義務付けられています。そのため、なるべく社会保険がある会社に入るべきです。
IT・エンジニアベンチャーへの転職におすすめの転職サイトはどこ?
ITやエンジニアベンチャーで有名な転職サイトは、
- Wantedly
- キャリアトレック
- Green
などです。ベンチャー企業の求人も多いので、ぜひ利用してみて下さい。
ベンチャー企業の転職についてのまとめ
- ベンチャー企業は倒産リスクもあるので会社の将来性はきちんと確認する
- 経営者や社風と合うかはとても重要
- 面接の際は、ベンチャー企業で即戦力として働けることをアピールする
ベンチャー企業への転職は、必ずしもリスクが低いわけではありません。しかし、大手や中小企業では経験できない業務や責任あるポジションにつけるチャンスもあります。
そのため成長意欲が高い人や積極的に仕事ができる人にはぴったりです。ただし、ベンチャー企業は、経営者の影響が強いので、経営者との相性も考えなければなりません。
もし、ベンチャー企業への転職を考えているのなら、経営者の考え方や社風を重視して転職先を決めてみてはいかがでしょうか?